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ゲーム機の「空き容量が足りません」という表示は、だいたい遊びたい気持ちが高まっているときに出ます。ダウンロード版のタイトルは1本で100GBを超えることも珍しくなく、PS5の本体ストレージはすぐに埋まります。そこで候補に挙がるのが外付けSSDです。
ただ、外付けSSDは「つなげば容量が増える便利な箱」ではありません。ゲーム機ごとに、できることが法律の条文のようにきっちり決められています。PS5では外付けSSDから直接遊べるタイトルと遊べないタイトルが分かれ、Nintendo Switch 2とSwitchにいたっては外付けSSDそのものが使えません。この前提を知らずに買うと、届いた日に「思っていたのと違う」となります。
この記事では、まずソニー・インタラクティブエンタテインメントと任天堂の公式ページに書かれている条件を整理し、そのうえで接続規格・容量・速度の見方をまとめます。後半では、メーカー公式ページで仕様を確認できた現行モデルを、PS5向け・Switch 2向け・PC/持ち運び向けの3つに分けて紹介します。
なお当サイトでは紹介する製品を実機で検証していません。容量・速度・寸法・保証はすべてメーカー公表値、価格はメーカー公式ページと大手価格比較サイトの掲載情報(2026年9月時点)に基づいています。半導体メモリの相場は変動が大きいため、購入時は最新の価格を確認してください。
結論:PS4タイトルを遊ぶか、PS5タイトルを預けるかで選び方が変わる
先に要点をまとめます。用途ごとの答えは3つに分かれます。
- PS5でPS4タイトルを遊びたい:外付けSSDは非常に有効です。PS4タイトルは外付けから直接起動でき、本体ストレージを空けたまま遊べます
- PS5タイトルの置き場所を増やしたい:外付けSSDは「倉庫」として使えます。遊ぶときは本体ストレージへ戻す操作が要りますが、再ダウンロードより待ち時間は短く済みます
- Switch 2・Switchの容量を増やしたい:外付けSSDという選択肢はありません。任天堂は「Nintendo Switch 2 / Nintendo Switchで外付けハードディスクを使うことはできません」と明記しており、増設はmicroSD Expressカード一択です
そのうえで製品を選ぶ基準は、ほぼ2つに絞れます。PS5で使うならソニー・インタラクティブエンタテインメントのライセンスを取得したモデル、PCでも兼用するならUSB 10Gbps以上で1TB以上。この2点を押さえておけば、大きく外すことはありません。
外付けSSDでできること・できないこと
PS5では「PS4タイトルは起動、PS5タイトルは保存」
PS5の公式サポートページには、USB拡張ストレージの役割がはっきり書かれています。PS4のゲームは拡張ストレージから直接プレイでき、一方でPS5のゲームは「USB拡張ストレージから直接プレイすることはできません」とされ、遊ぶ際は本体ストレージへコピーする必要があります。
これは制限のように見えますが、実際にはかなり使えます。PS5タイトルを外付けへ退避しておけば、次に遊びたくなったときに100GB超を再ダウンロードせずに済み、USB接続の速度で本体へ戻すだけで復帰できます。回線が細い環境ほど、この差は大きくなります。
逆に、PS5タイトルのロード時間を短くしたいという目的であれば、外付けSSDは答えになりません。その用途は本体内部のM.2スロットへの増設が担当します。詳しくは後半の「内蔵SSD増設との違い」でまとめます。
Switch 2・Switchでは外付けSSDそのものが使えない
任天堂のサポートページには、「Nintendo Switch 2 / Nintendo Switchで外付けハードディスクを使うことはできません」と書かれています。SSDかHDDかを問わず、USB接続の外部ストレージにソフトを入れる使い方は用意されていません。
Switch 2の本体保存メモリーは256GBで、初代Switchの8倍にあたります。それでも足りなくなったら、増設はmicroSD Expressカードで行います。ここでも注意点があり、任天堂は「Nintendo Switch 2 で使えるSDカードは『microSD Expressカード』のみです」としています。初代Switchで使っていた通常のmicroSDカードは、Switch 2ではソフトの保存先として使えません。
見分け方も公式に案内があります。パッケージにSDロゴと「EX」のマークの2つが並んでいるかを確認する、という方法です。対応する容量は2TB以下とされています。Switch 2まわりの周辺機器を一度に整えたい人は、Switch 2をモニターにつなぐ方法とおすすめもあわせて確認しておくと、買い直しが減ります。
PCでは起動も保存も自由にできる
PCの場合、外付けSSDの扱いは内蔵ドライブとほぼ同じです。SteamやEpic Gamesのライブラリを外付けSSDに置き、そこから直接ゲームを起動できます。USB 10Gbps接続で毎秒1,000MB前後が出るため、旧型のHDDはもちろん、SATA接続の内蔵SSDと比べても遜色のない体感になります。
ゲーミングノートPCのような薄型のモデルはM.2スロットが1つしかないことも多く、外付けで足すほうが現実的な場面があります。
選び方:接続規格・容量・速度・耐久
接続規格はUSB 5Gbps以上が条件。実用では10Gbpsを選ぶ
PS5の公式ページでは、USB拡張ストレージの条件として「SuperSpeed USB 5Gbps以降」と「250GB以上、8TB以下の容量」が挙げられています。つまり規格上は5Gbps対応でも動きます。
ただ、5Gbpsの上限は理論値で毎秒625MB、実効ではその7割程度です。いまの外付けSSDは単体で毎秒1,000MBを超える製品が主流なので、5Gbps接続では性能を半分ほど捨てることになります。PS5タイトルを本体へ戻す時間にも直結するため、USB 3.2 Gen2(10Gbps)対応を選ぶのが無難です。
PC側でさらに速度を求めるなら、USB 20GbpsやUSB4対応の製品もあります。ただしPC本体のポートが同じ規格に対応していないと速度は出ません。手持ちのPCの仕様を確認してから選ぶ順番になります。
容量は1TBを基準にする
ダウンロード版の大作タイトルは1本あたり80〜150GB前後が目安です。500GBだと4〜5本で埋まり、入れ替えの手間が増えます。1TBあれば8〜10本前後を抱えられるので、外付けを買う目的に対してちょうど釣り合います。
2TB以上は、録画データや作業ファイルも同居させたい人向けです。ただし2026年9月時点は半導体メモリの相場が高く、1TBと2TBの価格差が容量比以上に開いている製品もあります。値段を見比べてから決めてください。
速度表記は「読み出し」と「書き込み」を分けて見る
製品ページに大きく載っているのは、たいてい読み出し速度です。ゲームの起動やロードでは読み出しが効き、ゲームを本体から外付けへ移すときは書き込みが効きます。PS5タイトルの退避を主目的にするなら、書き込み速度も確認しておくと待ち時間の見当がつきます。
もうひとつ、表記の単位に注意が要ります。MB/秒(メガバイト毎秒)とGbps(ギガビット毎秒)は8倍違います。10Gbps=理論値1,250MB/秒という関係を覚えておくと、規格と実速度の対応が読めるようになります。
耐久性と保証は持ち運ぶかどうかで決める
据え置きで使うなら耐久性の項目はあまり効きません。カバンに入れて持ち出すなら、防水防塵の等級(IP65など)と落下保護の高さを見ます。保証期間はメーカーによって差が大きく、1年のものから5年のものまであります。ゲーム機につないだままの使い方は通電時間が長くなりやすいので、長期保証のモデルを選ぶ価値はあります。
PS5で外付けSSDを使うまでの手順
手順1:USBポートに直接つなぐ
PS5本体のUSBポートに、SSDを直接つなぎます。USBハブや延長ケーブルを経由すると認識しないことがあるため、まずは本体へ直挿しで試してください。前面ポートでも背面ポートでも動作します。
手順2:設定からフォーマットする
ホーム画面から【設定】>【ストレージ】と進み、「USB拡張ストレージ」を選んで「フォーマット」を実行します。この操作でドライブ内のデータはすべて消えるので、PCで使っていたSSDを流用する場合は先にバックアップを取ってください。
手順3:ゲームを移す
同じ【設定】>【ストレージ】の画面から、本体ストレージと拡張ストレージの間でゲームを移動できます。PS4タイトルは移したあと外付けから直接起動でき、PS5タイトルは保存のみで、遊ぶときに本体へ戻します。
手順4:取り外すときは「安全に取り外す」を選ぶ
ケーブルをいきなり抜くと、データが壊れることがあります。【設定】>【ストレージ】から「USB拡張ストレージ」→「安全に取り外す」を選んでから抜く流れを習慣にしてください。PS4タイトルを自動で拡張ストレージへダウンロードする設定も同じ画面から用意されています。
PS5向けのおすすめ
PS5で使うなら、ソニー・インタラクティブエンタテインメントのライセンスを取得しているか、メーカーがPS5での動作確認を明示しているモデルが安心です。ここでは公式ページで確認できた3機種を挙げます。モニター側も合わせて見直したい人はPS5向けゲーミングモニターおすすめ5選が参考になります。
1位:SanDisk エクストリーム ポータブルSSD SDSSDE62P-1T00-J25(PS5向けに認定されたモデル)
PS5向けに認定されたモデル
- 価格の目安
- 約5万9千円(2026年9月時点)
- 容量
- 1TB(2TBモデルもあり)
- 読み出し速度
- 最大1,000MB/秒(メーカー公表値)
- 接続
- USB 3.2 Gen2
- 耐久
- IP65・最大3メートルの落下保護
メーカー公式ページで「PlayStation®5コンソール向けに設計、テスト、認定されている」と説明されているモデルです。PS5と組み合わせる前提で作られているため、対応可否で迷う必要がありません。読み出し速度はメーカー公表値で最大1,000MB/秒、インターフェースはUSB 3.2 Gen2です。IP65の防水防塵と最大3メートルの落下保護を備え、保証は5年と長めに設定されています。
- 容量:1TB(2TBモデルもあり)
- 読み出し速度:最大1,000MB/秒(メーカー公表値)
- 接続:USB 3.2 Gen2
- 耐久:IP65・最大3メートルの落下保護
- 保証:5年
- 価格の目安:約5万9千円(2026年9月時点)
2位:バッファロー SSD-PHO1.0U3-B(国内メーカーの公式ライセンス品)
国内メーカーの公式ライセンス品
- 価格の目安
- 約5万4千円(2026年9月時点)
- 容量
- 1.0TB(2.0TB・4.0TBモデルもあり)
- 接続
- USB 3.2 Gen2(下位規格にも対応)
- 重量
- 57×12.2×106.5mm/約79g
- 対応
- PS5・PS5 Pro・PS4・PS4 Proで動作確認済み
メーカー公式ページに「株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントのライセンス承認を受けた外付けSSDです」と明記され、PS5・PS5 Pro・PS4・PS4 Proの各モデルで動作確認を実施したと案内されています。国内メーカーのサポート窓口を使えるのが利点です。インターフェースはUSB 3.2 Gen2で、本体サイズは57×12.2×106.5mm、重さは約79gです。
- 容量:1.0TB(2.0TB・4.0TBモデルもあり)
- 接続:USB 3.2 Gen2(下位規格にも対応)
- サイズ・重さ:57×12.2×106.5mm/約79g
- 対応:PS5・PS5 Pro・PS4・PS4 Proで動作確認済み
- 保証:1年
- 価格の目安:約5万4千円(2026年9月時点)
3位:SanDisk エクストリーム ポータブルSSD SDSSDE61-1T00-J25(PCと兼用しやすい定番)
PCと兼用しやすい定番
- 価格の目安
- 約3万6千円(2026年9月時点)
- 容量
- 1TB(500GB・2TB・4TBモデルもあり)
- 速度
- 読み出し最大1,050MB/秒・書き込み最大1,000MB/秒
- 接続
- USB 3.2 Gen2
- 耐久
- IP65・最大3メートルの落下保護
PS5向けの認定表記はありませんが、公式条件であるUSB 3.2 Gen2・250GB以上8TB以下を満たすため、USB拡張ストレージとして使えます。読み出し最大1,050MB/秒・書き込み最大1,000MB/秒とPS5向けモデルより速度表記が高く、PCでのゲームライブラリ置き場としても使い回せます。容量の選択肢が500GBから4TBまで広いのも特徴です。
- 容量:1TB(500GB・2TB・4TBモデルもあり)
- 速度:読み出し最大1,050MB/秒・書き込み最大1,000MB/秒(メーカー公表値)
- 接続:USB 3.2 Gen2
- 耐久:IP65・最大3メートルの落下保護
- 保証:5年
- 価格の目安:約3万6千円(2026年9月時点)
Switch 2向けのおすすめ
前述のとおり、Switch 2で使えるのはmicroSD Expressカードだけです。任天堂はライセンス商品として、サムスンの256GB(2025年6月5日発売)とサンディスクの256GB(2025年6月5日発売)、サンディスクの512GB(2026年10月1日発売)を挙げています。ここでは2026年9月時点で購入できる2枚を紹介します。
4位:SanDisk microSD Expressカード SDSQXFN-256G-JN4NP(読み出し最大880MB/秒)
読み出し最大880MB/秒
- 価格の目安
- 約1万〜1万8千円
- 容量
- 256GB(128GB・512GB・1TBモデルもあり)
- 速度
- 読み出し最大880MB/秒・書き込み最大650MB/秒
- 規格
- microSD Express
- 保証
- 無期限
任天堂のライセンス商品一覧に掲載されているmicroSD Expressカードです。メーカー公表値で読み出し最大880MB/秒、書き込み最大650MB/秒。パッケージにはSDロゴと「EX」マークが並んでおり、Switch 2の条件を満たしていることを目視で確認できます。保証は無期限(一部の国・地域では30年)と案内されています。
- 容量:256GB(128GB・512GB・1TBモデルもあり)
- 速度:読み出し最大880MB/秒・書き込み最大650MB/秒(メーカー公表値)
- 規格:microSD Express(Switch 2の対応容量は2TB以下)
- 保証:無期限
- 価格の目安:約1万〜1万8千円(2026年9月時点・パッケージにより差あり)
5位:Samsung microSD Expressカード 256GB(任天堂のライセンス商品)
任天堂のライセンス商品
- 価格の目安
- 約7千〜1万円(2026年9月時点)
- 容量
- 256GB
- 規格
- microSD Express
- 対応
- 任天堂のライセンス商品一覧に掲載(2025年6月5日発売)
こちらも任天堂のライセンス商品一覧に載っているカードで、発売日は2025年6月5日です。容量は256GBで、Switch 2の本体保存メモリー256GBをそのまま倍にする計算になります。市場価格はサンディスク製より低めに推移しており、最初の1枚として選びやすい位置にあります。
- 容量:256GB
- 規格:microSD Express(SDロゴと「EX」マークの2つを確認)
- 対応:任天堂のライセンス商品一覧に掲載(2025年6月5日発売)
- 価格の目安:約7千〜1万円(2026年9月時点)
PC・持ち運び向けのおすすめ
PCで使うなら、ゲーム機の制約を気にせず速度と容量で選べます。携帯ゲーム機の容量に悩んでいる人は、Steam Deckの値段と買い方で触れている内蔵ストレージの考え方も参考になります。
6位:Samsung Portable SSD T7 MU-PC1T0T-IT/A(USB 10Gbpsの標準的な1台)
USB 10Gbpsの標準的な1台
- 価格の目安
- 約4.2万〜4.9万円(2026年10月時点)
- 容量
- 1TB(2TB・4TBモデルもあり)
- 読み出し速度
- 最大1,050MB/秒(メーカー公表値)
- 接続
- USB 3.2 Gen 2(10Gbps)・USB Type-C
- サイズ
- 85×57×8mm・約72g
- 保証
- 3年限定保証
メーカー公表値で読み出し最大1,050MB/秒・書き込み最大1,000MB/秒、USB 3.2 Gen 2(10Gbps)のType-C接続です。本体は85×57×8mm・約72g。USB-C to CとUSB-C to Aのケーブルが付き、メーカーはWindows・macOS・スマートフォン・タブレット・ゲーム機の間で切り替えて使えると案内しています。保証は3年限定保証です。PS5向けの認定表記はありませんが、公式条件のUSB 5Gbps以降・250GB以上8TB以下は満たします。速度の表記も接続規格も外付けSSDの標準どおりなので、用途を絞らず使える1台です。
- 容量:1TB(2TB・4TBモデルもあり)
- 読み出し速度:最大1,050MB/秒(メーカー公表値)
- 接続:USB 3.2 Gen 2(10Gbps)・USB Type-C
- サイズ:85×57×8mm・約72g
- 保証:3年限定保証
- 価格の目安:約4.2万〜4.9万円(2026年10月時点)
7位:Samsung Portable SSD T9 MU-PG1T0B-IT(読み出し最大2,000MB/秒の上位モデル)
読み出し最大2,000MB/秒の上位モデル
- 価格の目安
- 約5.1万円(2026年10月時点)
- 容量
- 1TB(2TB・4TBモデルもあり)
- 読み出し速度
- 最大2,000MB/秒(メーカー公表値)
- 接続
- USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)・USB Type-C
- 耐久
- 最大3メートルの落下耐性(社内試験)
- 保証
- 5年限定保証
読み出しがメーカー公表値で最大2,000MB/秒(書き込みは1TBモデルで最大1,950MB/秒)と、6位のT7のおよそ2倍にあたります。最大3メートルの落下耐性(メーカーの社内試験)を備え、保証は5年限定保証です。この速さが出るのは、PC側のポートとケーブルがどちらも20Gbps(USB 3.2 Gen 2×2)に対応しているときです。付属のUSB-C to Cケーブルは20Gbps対応です。10Gbpsのポートにつないだ場合は、6位と同じくらいの速さになります。
- 容量:1TB(2TB・4TBモデルもあり)
- 読み出し速度:最大2,000MB/秒(メーカー公表値)
- 接続:USB 3.2 Gen 2×2(20Gbps)・USB Type-C
- 耐久:最大3メートルの落下耐性(社内試験)
- 保証:5年限定保証
- 価格の目安:約5.1万円(2026年10月時点)
8位:SanDisk エクストリーム プロ SDSSDE82-2T00-J25(USB4対応の最上位クラス)
USB4対応の最上位クラス
- 価格の目安
- 約8万2千円(2026年9月時点)
- 容量
- 2TB(4TBモデルもあり)
- 速度
- 読み出し最大3,800MB/秒・書き込み最大3,700MB/秒
- 接続
- USB4 Gen3x2
- 耐久
- IP65・最大2メートルの落下保護
USB4 Gen3x2に対応し、メーカー公表値で読み出し最大3,800MB/秒・書き込み最大3,700MB/秒という水準です。USB 3.2やThunderbolt 4との下位互換もあります。IP65の防水防滴と最大2メートルの落下保護、保証は5年。価格は高めなので、動画編集の素材置き場など、速度が作業時間に直結する用途に向きます。
- 容量:2TB(4TBモデルもあり)
- 速度:読み出し最大3,800MB/秒・書き込み最大3,700MB/秒(メーカー公表値)
- 接続:USB4 Gen3x2(USB 3.2・Thunderbolt 4と下位互換)
- 耐久:IP65・最大2メートルの落下保護
- 保証:5年
- 価格の目安:約8万2千円(2026年9月時点)
内蔵SSD増設との違い
PS5には本体内部にM.2スロットがあり、ここへNVMe SSDを追加すると、PS5タイトルもそのまま起動できるようになります。外付けとの決定的な差はここです。外付けは保存庫、内蔵増設は本体ストレージの延長、という役割分担になります。
ただし条件は厳しめです。公式ページでは「PCI-Express Gen4x4対応M.2 NVMe SSD(Key M)」であること、読み込み速度は5,500MB/秒以上を推奨、容量は250GB〜8TB、サイズは2230/2242/2260/2280/22110に対応、と案内されています。さらにヒートシンクを含めた寸法に幅25mm・高さ11.25mmという上限があり、放熱パーツが大きい製品は物理的に収まりません。
取り付けは本体カバーを開け、スペーサーを位置に合わせ、SSDを斜めに差してネジで固定する流れです。作業後は画面の案内に従ってフォーマットし、[設定]>[ストレージ]>[M.2 SSDストレージ]から管理します。
比較すると次のようになります。
| 項目 | 外付けSSD | M.2内蔵増設 |
|---|---|---|
| PS5タイトルの起動 | 不可(本体へ戻して起動) | 可能 |
| PS4タイトルの起動 | 可能 | 可能 |
| 接続・取り付け | USBに挿すだけ | 本体カバーを開けて取り付け |
| 主な条件 | USB 5Gbps以降/250GB〜8TB | PCIe Gen4x4 NVMe/5,500MB/秒以上推奨 |
| 持ち運び | できる | できない |
PS4タイトル中心の人や、PCとも兼用したい人は外付けで足ります。最新のPS5タイトルを何本も入れっぱなしにしたい人は、内蔵増設のほうが目的に合います。
よくある質問
外付けSSDにPS5のゲームを入れたまま遊べますか?
PS5タイトルは遊べません。公式サポートページでも、USB拡張ストレージから直接プレイすることはできず、プレイする際は本体ストレージへコピーする必要があると案内されています。PS4タイトルは外付けから直接起動できます。
外付けHDDとSSDのどちらを選べばよいですか?
速度を求めるならSSDです。HDDは容量あたりの価格が安い一方、読み書きが遅く、ゲームの移動に時間がかかります。持ち運ぶ場合も、駆動部のないSSDのほうが振動に強い構造です。
Switch 2に外付けSSDをつなげますか?
つなげません。任天堂は「Nintendo Switch 2 / Nintendo Switchで外付けハードディスクを使うことはできません」と案内しています。容量を増やす手段はmicroSD Expressカードのみで、対応容量は2TB以下です。
初代Switchで使っていたmicroSDカードをSwitch 2でも使えますか?
ソフトの保存先としては使えません。任天堂は「Nintendo Switch 2 で使えるSDカードは『microSD Expressカード』のみです」としています。購入時はパッケージのSDロゴと「EX」マークの2つを確認してください。
PCで使っていた外付けSSDをPS5に流用できますか?
USB 5Gbps以降・250GB以上8TB以下という条件を満たしていれば流用できます。ただしPS5でフォーマットするとドライブ内のデータはすべて消えるため、事前にバックアップを取ってください。
まとめ
外付けSSDは、ゲーム機ごとにできることが決まっています。PS5ではPS4タイトルを直接起動でき、PS5タイトルは保存庫として使えます。Switch 2とSwitchでは外付けSSDそのものが使えず、増設はmicroSD Expressカードだけです。この2点を押さえておけば、買ってから困る場面はほとんどなくなります。
製品を選ぶときは、USB 10Gbps対応・1TB以上を基準に、PS5で使うならライセンス取得モデルを優先します。PCと兼用するなら、速度表記と保証期間を見比べて選んでください。PS5タイトルのロード時間そのものを短くしたい場合は、外付けではなくM.2スロットへの内蔵増設が担当する領域です。
条件の詳細は公式ページに一次情報がまとまっています。PS5のUSB拡張ストレージの使い方とM.2 SSDの取り付け方、Switch 2のmicroSD Expressカードの案内を、購入前に一度確認しておくと確実です。
Switch 2を買ったら最初にそろえるものをまとめています。
→ Switch 2の周辺機器|最初にそろえたいもの
ケーブルの規格(充電・データ・映像)の見分け方はこちらです。
→ USBケーブルの選び方|Type-Cの転送速度と給電W数の見方
SDカードの速度表記の意味と、用途別の目安はこちらです。
→ SDカードの選び方|速度表記の意味と用途別の目安
写真の保存先に迷ったら、クラウドと手元の使い分けをまとめています。
→ スマホの写真をバックアップする方法|クラウドと外部保存の使い分け
PS5が熱い・ファンがうるさいときは、置き方と吸気口の掃除から。
→ PS5が熱い・ファンがうるさいときの対処|置き方と掃除


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