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ゲームのプレイ動画を録画したい、配信したいと思って調べるとよく出てくるのが「キャプチャーボード」です。ところが、外付けと内蔵、パススルー、4K、HDR、VRRなど聞き慣れない言葉が多く、どれを選べばいいのか迷いやすい機器でもあります。
この記事では、キャプチャーボードとは何かという基本から、外付けと内蔵の違い、失敗しにくい選び方、つなぎ方の基本までを整理し、2026年9月時点で国内で購入できる現行モデル9製品を紹介します。スペックはメーカー公式サイトの公表値、価格は価格比較サイト(価格.com)やメーカー直販の表示をもとにした目安です。価格は販売店や時期で変わるため、購入前に確認してください。
- 結論:迷ったら外付けUSB・4Kパススルー対応
- キャプチャーボードとは
- 外付けと内蔵の違い
- 選び方(パススルー・録画性能・接続・ソフト)
- おすすめのキャプチャーボード
- 1位:Elgato Game Capture 4K S(2万円前後の4K60対応定番)
- 2位:AVerMedia Live Gamer ULTRA S GC553Pro(1440p144・1080p240の録画に対応)
- 3位:AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2(HDMI 2.1で4K144パススルー)
- 4位:Elgato Game Capture 4K X(4K144の録画に対応する上位機)
- 5位:AVerMedia StreamLine MINI+ GC311G2(1万円台前半のフルHD録画機)
- 6位:AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2(4K30録画とVRRパススルー)
- 7位:AVerMedia Live Gamer 4K 2.1 GC575(内蔵で4K144パススルー)
- 8位:Elgato Game Capture 4K Pro(8K60パススルーの内蔵上位機)
- 9位:I-O DATA GV-4K60/PCIE(国内メーカーの4K60内蔵モデル)
- PCなしで録画したい人向け
- つなぎ方の基本
- よくある質問
- まとめ
結論:迷ったら外付けUSB・4Kパススルー対応
はじめての1台なら、USBでつなぐ外付けタイプで、4Kのパススルーに対応したモデルを選ぶと失敗しにくくなります。外付けはノートPCでもデスクトップでも使え、PCを開けて部品を差す作業がいりません。さらに4Kパススルーに対応していれば、PS5などの映像を4Kのままモニターやテレビに映しながら、PC側で録画や配信ができます。
予算と目的別には、次のように選ぶと迷いにくくなります。
- 2万円前後で定番を選びたい:Elgato Game Capture 4K S か AVerMedia Live Gamer ULTRA S GC553Pro。どちらも4K60の録画と4K60 HDRのパススルーに対応します
- 高リフレッシュレートのモニターでも遊びたい:AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2 か Elgato Game Capture 4K X。HDMI 2.1対応で、パススルーは最大4K144です
- 録画はフルHDで十分、予算を抑えたい:AVerMedia StreamLine MINI+ GC311G2(約1.2万円)
- デスクトップPCでケーブルをすっきりさせたい:内蔵(PCIe)の AVerMedia Live Gamer 4K 2.1 GC575 など
なお、Nintendo Switch 2 で使う場合の注意点はSwitch 2向けキャプチャーボードの選び方で詳しく解説しています。
キャプチャーボードとは
キャプチャーボードは、ゲーム機やカメラが出すHDMIの映像と音声を、PCに取り込むための機器です。PCのUSB端子やHDMI端子は、普通は「映像を出す」ための端子で、外から来たHDMIの映像をそのまま受け取ることはできません。そこで、ゲーム機とPCの間にキャプチャーボードをはさみ、映像をPCが扱える形に変換します。
取り込んだ映像は、OBS Studio などのソフトで録画・配信できます。キャプチャーボードを使うと、次のようなことができます。
- YouTubeやTwitchで、実況の声やWebカメラの映像を重ねて配信する
- 高いビットレートで録画し、あとで編集ソフトで動画に仕上げる
配信で顔を映したい場合は、キャプチャーボードとは別にWebカメラが必要です。カメラ選びはWebカメラおすすめ|高画質・配信・会議で選ぶを参考にしてください。
外付けと内蔵の違い
キャプチャーボードには、USBケーブルでつなぐ外付けタイプと、デスクトップPCの中の拡張スロット(PCIe)に差す内蔵タイプがあります。
| 項目 | 外付け(USB) | 内蔵(PCIe) |
|---|---|---|
| 使えるPC | ノートPC・デスクトップPC・一部のMacやiPad | 空きスロットのあるデスクトップPC |
| 取り付け | USBケーブルを差すだけ | PCのケースを開けて差し込む |
| 持ち運び | できる | できない |
| 机の上 | 本体とケーブルが増える | PCの背面にまとまる |
| 注意点 | USBの規格(5Gbps/10Gbps)で性能が変わる | PCIeの世代とレーン数、空きスロットの確認が必要 |
どちらにも4K対応の上位機があり、「内蔵のほうが高性能」とは限りません。PCを開ける作業に不安がある人や、ノートPCで使う人は外付け、デスクトップPCで机の上をすっきりさせたい人は内蔵と考えると選びやすくなります。
選び方(パススルー・録画性能・接続・ソフト)
パススルーの解像度とリフレッシュレート
パススルーは、キャプチャーボードに入ってきた映像を、そのままモニターやテレビへ出す機能です。ゲームは遅延の少ないパススルー側の画面を見て遊び、PC側では録画や配信をします。
ここで確認したいのが、パススルーの最大解像度とリフレッシュレートです。PS5を4Kテレビで遊ぶなら4K60、120Hz以上のゲーミングモニターを使うなら1440p120や1080p240などに対応しているかを見ます。HDMI 2.1に対応した上位機では、4K144のパススルーに対応するモデルもあります。お使いのモニターの性能を活かしたい場合は、PS5向けゲーミングモニターおすすめもあわせて確認してください。
あわせて、HDR(明暗の幅が広い映像)とVRR(フレームレートの変動に合わせてリフレッシュレートを変える機能)がパススルーで使えるかもチェックポイントです。
録画できる解像度とフレームレート
パススルーが4K対応でも、録画できるのはフルHD(1080p60)までというモデルがあります。スペック表では「パススルー」と「キャプチャー(録画)」の数値が別に書かれているので、分けて確認しましょう。
- YouTubeにフルHDで投稿・配信する:1080p60の録画で足ります
- 4Kで動画を残したい:4K60の録画に対応したモデル
- FPSなどを高フレームレートで録画したい:1080p120/240や1440p144に対応したモデル
なお、HDRのまま録画できるかどうかはモデルや使うソフトで違います。HDRの映像をSDRに変換(トーンマッピング)して録画するモデルもあります。
接続方式(USBの規格・PCIeの世代)
外付けの場合は、USB 3.2 Gen1(5Gbps)かGen2(10Gbps)かを確認します。高解像度・高フレームレートの上位機はGen2(10Gbps)を前提にしているものがあり、PC側の端子がGen1だと、録画できる解像度が下がることがあります。内蔵の場合は、PCIeの世代(Gen2/Gen3)と必要なレーン数(x4など)、マザーボードの空きスロットを確認してください。
対応ソフトとPCの性能
多くのキャプチャーボードは、無料の配信・録画ソフト OBS Studio で使えます。メーカーの専用ソフトは、4K144の録画や5.1chの音声など、一部の機能を使うために必要になることがあります。また、4Kや高フレームレートでの録画はPCへの負荷が大きく、メーカーは推奨するCPUやグラフィックボードを公表しています。購入前に、メーカーサイトの動作環境とお使いのPCを見比べておくと安心です。
おすすめのキャプチャーボード
ここからは、2026年9月時点で国内で購入できる現行モデルを、外付けUSBタイプ、内蔵PCIeタイプの順に紹介します。
1位:Elgato Game Capture 4K S(2万円前後の4K60対応定番)
2万円前後の4K60対応定番
- 価格の目安
- 約2万〜2.3万円(2026年9月時点)
- 接続
- USB-C(USB 3.2 Gen1・5Gbps)
- 録画
- 最大4K60(1440pは120fpsまで)
- パススルー
- 最大4K60 HDR10/1440p120/1080p240、VRR対応
- 遅延
- メーカー公表値で最小30ms(対応環境)
配信機器で知られるElgatoの、2万円前後で買える4K対応モデルです。メーカー公表値では、4K60での録画と、4K60 HDRのパススルーに対応し、パススルーは1440pで120Hz、1080pで240HzまでとVRRにも対応します。録画は1440pで120fpsまでとされています。
接続はUSB-C(USB 3.2 Gen1)で、対応ソフトとしてElgato Studio、OBS、Meld、Discordなどが挙げられています。メーカーはNintendo Switch 2、PS5、Xbox Series X|Sとの互換性を案内しています。4Kで録画したいが予算は抑えたい、という人の最初の1台に向きます。
- 接続:USB-C(USB 3.2 Gen1・5Gbps)
- 録画:最大4K60(1440pは120fpsまで)
- パススルー:最大4K60 HDR10/1440p120/1080p240、VRR対応
- 遅延:メーカー公表値で最小30ms(対応環境)
- 価格の目安:約2万〜2.3万円(2026年9月時点)
詳しくはElgato公式サイトの製品ページで確認できます。
2位:AVerMedia Live Gamer ULTRA S GC553Pro(1440p144・1080p240の録画に対応)
1440p144・1080p240の録画
- 価格の目安
- 約1.8万円前後(2026年9月時点)
- 接続
- USB 3.2 Gen1 Type-C(UVC対応)
- 録画
- 最大4K60/1440p144/1080p240
- パススルー
- 最大4K60/1440p144/1080p240
- 重量
- 113×66×26mm・99g
AVerMediaの外付けモデルで、4K S と同じく2万円を切る価格帯で選べます。メーカー公表値では、録画は4K60に加えて1440p144、1080p240に対応し、高フレームレートの録画を重視する人に向きます。パススルーは4K60・1440p144・1080p240で、いずれもHDRとVRRに対応します。
接続はUSB 3.2 Gen1 Type-Cで、UVC(ドライバー不要で認識される規格)に対応します。専用ソフトのStreaming Centerのほか、OBS用のプラグインも用意されています。PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、macOSやiPadOSにも対応するとされています。
- 接続:USB 3.2 Gen1 Type-C(UVC対応)
- 録画:最大4K60/1440p144/1080p240
- パススルー:最大4K60/1440p144/1080p240(HDR・VRR対応)
- サイズ・重さ:113×66×26mm・99g
- 価格の目安:約1.8万円前後(2026年9月時点)
製品の詳細はAVerMedia公式サイトに掲載されています。
3位:AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2(HDMI 2.1で4K144パススルー)
HDMI 2.1で4K144パススルー
- 価格の目安
- 約2.3万円前後(2026年9月時点)
- 接続
- USB 3.2 Gen2 Type-C(10Gbps)
- 録画
- 最大4K144、macOSは4K60
- パススルー
- 最大4K144/1440p240/1080p360
- 対応OS
- Windows 10/11、macOS 13以降、iPadOS 17以降
HDMI 2.1に対応した外付けの上位モデルです。メーカー公表値では、パススルーは4K144・1440p240・1080p360(いずれもHDR・VRR対応)で、ウルトラワイドの3440×1440(120fps)にも対応します。
録画はWindowsの専用ソフトStreaming Centerで最大4K144、macOSでは4K60までとされています。接続はUSB 3.2 Gen2 Type-C(10Gbps)なので、PC側にも10Gbpsの端子があるかを確認してください。4K144で録画する場合の推奨環境として、メーカーはCore i5-12000番台以上、RTX 3060以上、メモリー16GBを挙げています。
- 接続:USB 3.2 Gen2 Type-C(10Gbps)
- 録画:最大4K144(Windows・Streaming Center使用時)、macOSは4K60
- パススルー:最大4K144/1440p240/1080p360(HDR・VRR対応)
- 対応OS:Windows 10/11(64bit)、macOS 13以降、iPadOS 17以降
- 価格の目安:約2.3万円前後(2026年9月時点)
4位:Elgato Game Capture 4K X(4K144の録画に対応する上位機)
4K144の録画に対応する上位機
- 価格の目安
- 約3.2万〜3.8万円(2026年9月時点)
- 接続
- USB-C
- 録画
- 最大4K144(1080pは240fpsまで)
- パススルー
- 最大4K144、HDR10・VRR・ALLM対応
- 付属品
- USB-Cケーブル、HDMIケーブル
Elgatoの外付け上位モデルです。メーカー公表値では、HDMI 2.1に対応し、4K144までの録画とパススルーが可能です。1080pでは240fpsまで対応し、HDR10やVRR、ALLM(自動低遅延モード)のパススルーにも対応します。DSC(映像圧縮)を使うディスプレイではパススルーが4K120までになると案内されています。
接続はUSB-C(USB 3.2 Gen2・10Gbps)で、Gen1の端子でも解像度を下げて使えるとされています。OBSなどに対応し、Windows、Mac、iPadで使えます。
- 接続:USB-C(USB 3.2 Gen2・10Gbps、Gen1は解像度を下げて動作)
- 録画:最大4K144(1080pは240fpsまで)
- パススルー:最大4K144(DSC対応ディスプレイは4K120)、HDR10・VRR・ALLM対応
- 付属品:USB-Cケーブル(150cm)、HDMIケーブル(200cm)
- 価格の目安:約3.2万〜3.8万円(2026年9月時点)
5位:AVerMedia StreamLine MINI+ GC311G2(1万円台前半のフルHD録画機)
1万円台前半のフルHD録画機
- 価格の目安
- 約1.2万円前後(2026年9月時点)
- 接続
- USB 3.0 Type-C
- 録画
- 最大1080p60
- パススルー
- 最大4K60 HDR/1440p144 HDR/1080p240 HDR
- 重量
- 112.5×66.1×20.9mm・85g
録画や配信はフルHDで十分、という人向けの手ごろなモデルです。メーカー公表値では、録画は最大1080p60ですが、パススルーは4K60 HDR・1440p144 HDR・1080p240 HDRに対応します。4Kのテレビや高リフレッシュレートのモニターで遊びながら、配信はフルHDで行う、という使い方ができます。
接続はUSB 3.0 Type-Cで、エンコードはソフトウェア方式です。OBSで使えるほか、Windowsでは専用ソフトのStreaming Center、MacではRECentralに対応します。メーカーはNintendo Switch 2への対応も案内しています。
- 接続:USB 3.0 Type-C
- 録画:最大1080p60
- パススルー:最大4K60 HDR/1440p144 HDR/1080p240 HDR
- サイズ・重さ:112.5×66.1×20.9mm・85g
- 価格の目安:約1.2万円前後(2026年9月時点)
6位:AVerMedia LIVE GAMER EXTREME 3 GC551G2(4K30録画とVRRパススルー)
4K30録画とVRRパススルー
- 価格の目安
- 約1.4万円前後(2026年9月時点)
- 接続
- USB 3.2 Gen1 Type-C(UVC対応)
- 録画
- 最大4K30/1440p60/1080p60
- パススルー
- 最大4K60/1440p120/1080p240
- 音声
- HDMI音声、3.5mmライン入出力
1.4万円前後で、4K30の録画ができる外付けモデルです。メーカー公表値では、録画は4K30、1440p60、1080p60までで、パススルーは4K60・1440p120・1080p240です。パススルーはHDRとVRRに対応します。
接続はUSB 3.2 Gen1 Type-C(UVC対応)で、3.5mmのライン入出力も備えます。ただし、HDMIの音声とライン入力の音声はミックスできないと案内されています。OBS Studioなどにも対応します。4Kで残す機会は少ないが、ときどき4Kでも録画したいという人に向きます。
- 接続:USB 3.2 Gen1 Type-C(UVC対応)
- 録画:最大4K30/1440p60/1080p60
- パススルー:最大4K60/1440p120/1080p240(HDR・VRR対応)
- 音声:HDMI音声、3.5mmライン入出力
- 価格の目安:約1.4万円前後(2026年9月時点)
7位:AVerMedia Live Gamer 4K 2.1 GC575(内蔵で4K144パススルー)
内蔵で4K144パススルー
- 価格の目安
- 約2.3万〜2.4万円(2026年9月時点)
- 接続
- PCIe Gen3 x4(内蔵)
- 録画
- 標準4K60、Streaming Center使用時は最大4K144
- パススルー
- 最大4K144/1440p240/1080p360
- 対応OS
- Windows 11/10(64bit)
ここからは内蔵(PCIe)タイプです。GC575はHDMI 2.1に対応した内蔵モデルで、メーカー公表値ではパススルーが4K144・3440×1440p120・1440p240・1080p360(いずれもHDR・VRR対応)です。録画は標準で4K60、専用ソフトのStreaming Center使用時は4K144に対応します。
接続はPCIe Gen3 x4です。OBS用のプラグイン(Streaming Center Plug)も付属します。対応OSはWindows 11/10(64bit)で、Macでは使えません。デスクトップPCでケーブルを増やさずに高性能な環境を作りたい人に向きます。
- 接続:PCIe Gen3 x4(内蔵)
- 録画:標準4K60、Streaming Center使用時は最大4K144
- パススルー:最大4K144/1440p240/1080p360(HDR・VRR対応)
- 対応OS:Windows 11/10(64bit)
- 価格の目安:約2.3万〜2.4万円(2026年9月時点)
8位:Elgato Game Capture 4K Pro(8K60パススルーの内蔵上位機)
8K60パススルーの内蔵上位機
- 価格の目安
- 約4.7万〜4.9万円(2026年9月時点)
- 接続
- PCIe 2.0 x4(内蔵)
- 録画
- 最大4K60(低い解像度では240fpsまで)
- パススルー
- 最大8K60、HDR10・VRR・ALLM対応
- 入出力
- HDMI 2.1
メーカー公表値では8K60のパススルーと4K60の録画に対応します。解像度を下げれば240fpsまでの録画が可能で、HDR10(本体でのトーンマッピング)、VRR、ALLMにも対応します。
価格は約5万円と高めで、高性能な機器をそろえている人向けです。
- 接続:PCIe 2.0 x4(内蔵)
- 録画:最大4K60(低い解像度では240fpsまで)
- パススルー:最大8K60、HDR10・VRR・ALLM対応
- 入出力:HDMI 2.1
- 価格の目安:約4.7万〜4.9万円(2026年9月時点)
9位:I-O DATA GV-4K60/PCIE(国内メーカーの4K60内蔵モデル)
国内メーカーの4K60内蔵モデル
- 価格の目安
- 約1.9万円〜(販売店により差が大きい・2026年9月時点)
- 接続
- PCI Express 2.0 x4(内蔵)
- 録画
- 最大4K60p、または1080p 240fps
- パススルー
- 4K60p HDR/1440p 144fps/1080p 240fps
- 付属ソフト
- HD Mix Capture(H.265/H.264)
国内メーカーのアイ・オー・データ機器による内蔵モデルです。メーカー公表値では、4K60p、または1080p 240fpsで録画でき、パススルーは4K60p HDR、1080p 240fps、1440p 144fpsに対応します。ただし、4K HDRの映像はパススルーしながらSDRに変換して録画する仕様です。
H.265/H.264で録画できるソフト「HD Mix Capture」が付属し、OBS Studioでの動作確認も公表されています。メーカーの標準価格は45,210円(税込)ですが、販売店では2万円前後から見つかることがあります。
- 接続:PCI Express 2.0 x4(内蔵)
- 録画:最大4K60p、または1080p 240fps(HDRはSDRに変換して録画)
- パススルー:4K60p HDR/1440p 144fps/1080p 240fps
- 付属ソフト:HD Mix Capture(H.265/H.264)
- 価格の目安:約1.9万円〜(販売店により差が大きい・2026年9月時点)
PCなしで録画したい人向け
PCを持っていない、またはPCを使わずに録画だけしたい場合は、SDカードやUSBメモリーに直接保存できる「単体録画」タイプを選びます。ここまで紹介したモデルは、どれもPCにつないで録画する前提の製品です。
代表例がアイ・オー・データ機器の「GV-HDREC」です。メーカーの案内では、PCなしでフルHDの録画ができ、保存先はSDカード、USBメモリー、USBハードディスクから選べます。
ただし、2026年9月時点でメーカーサイトでは「在庫限り」と表示されています。購入する場合は販売店の在庫を確認してください。配信や編集まで考えるなら、PCと外付けキャプチャーボードの組み合わせのほうが選択肢は多くなります。アイ・オー・データ機器の現行ラインアップは公式サイトのキャプチャー製品一覧で確認できます。
つなぎ方の基本
外付けタイプの一般的なつなぎ方です。細かい手順は製品の説明書で確認してください。
手順1:ゲーム機とキャプチャーボードをつなぐ
ゲーム機のHDMI出力と、キャプチャーボードの「HDMI IN(入力)」をHDMIケーブルでつなぎます。HDMI 2.1対応モデルで4K120以上を使う場合は、対応するHDMIケーブルを使ってください。
手順2:キャプチャーボードとモニターをつなぐ
キャプチャーボードの「HDMI OUT(パススルー出力)」とモニターをつなぎます。ゲームはこの画面で遊びます。
手順3:キャプチャーボードとPCをつなぐ
付属のUSBケーブルで、キャプチャーボードとPCをつなぎます。USB 3.2 Gen2が必要なモデルは、PC側の10Gbps対応の端子に差してください。
手順4:ソフトで映像を表示する
OBS Studioなら、「ソース」に「映像キャプチャデバイス」を追加し、キャプチャーボードを選びます。音声が出ない場合は、音声入力の設定もあわせて確認します。メーカーの専用ソフトを使う場合は、公式サイトからダウンロードしてください。
映らないときはHDCPを確認
キャプチャーボードは、HDCP(著作権保護の仕組み)がかかった映像を録画できません。アイ・オー・データ機器も、PS4やPS5ではHDCPの設定をオフにする必要があると案内しています。PS5で映らない場合は、本体の設定にあるHDMI関連の項目でHDCPをオフにしてから試してください。なお、動画配信サービスなど著作権保護された映像は、設定を変えても録画できません。
よくある質問
キャプチャーボードを使うと遅延は出ますか?
パススルー出力をモニターにつないで遊べば、PC側の処理による遅延の影響を受けにくくなります。PCの画面を見ながら遊ぶと処理のぶん遅れが出るため、FPSなどではパススルーでの使用がおすすめです。
ノートPCでも使えますか?
外付けタイプならノートPCでも使えます。ただし、4Kや高フレームレートでの録画はPCの負荷が大きいので、メーカーが公表している動作環境と、USB端子の規格(5Gbps/10Gbps)を確認してください。
Macでも使えますか?
4K S/4K X、GC553Pro・GC553G2・GC311G2 などはmacOSに対応するとされています。GC575 などWindows専用のモデルもあるため、対応OSを確認してください。
ゲーミングモニターも新しくしたほうがいいですか?
パススルーの性能を活かすにはモニター側の対応も必要です。240Hzゲーミングモニターおすすめも参考にしてください。
まとめ
キャプチャーボードは、ゲーム機の映像をPCに取り込んで録画・配信するための機器です。はじめての1台なら、外付けUSBで4Kパススルーに対応したモデルを選ぶと、ノートPCでもデスクトップPCでも使いやすく失敗しにくくなります。
- 2万円前後の定番:Elgato Game Capture 4K S、AVerMedia Live Gamer ULTRA S GC553Pro
- HDMI 2.1・高リフレッシュレート重視:AVerMedia Live Gamer ULTRA 2.1 GC553G2、Elgato Game Capture 4K X
- フルHDで予算を抑える:AVerMedia StreamLine MINI+ GC311G2
- デスクトップPCで内蔵:AVerMedia Live Gamer 4K 2.1 GC575、Elgato Game Capture 4K Pro、I-O DATA GV-4K60/PCIE
選ぶときは、パススルーと録画の性能を分けて確認し、USBの規格や対応ソフト、PCの動作環境もあわせてチェックしましょう。PS5で映らないときはHDCPの設定を見直してください。Switch 2で使う場合はSwitch 2向けの解説記事もあわせてどうぞ。
声をもっとはっきり届けたい場合は、コンデンサーマイクとダイナミックマイクの比較があります。
→ コンデンサーマイクおすすめ|ダイナミックマイクとの違いとUSB・XLRの選び方
Switch 2・Switchをキャプチャーボードにつなぐ手順はこちらです。
→ Switch 2・Switchでキャプチャーボードを使う方法|つなぎ方と設定
容量が足りないときは、ゲーム用の外付けSSDの選び方をどうぞ。
→ ゲーム用外付けSSDおすすめ|PS5・Switch 2で使えるか
SDカードの速度表記の意味と、用途別の目安はこちらです。
→ SDカードの選び方|速度表記の意味と用途別の目安
キャプチャーボードが本当に必要かどうかは、PCで配信・録画するかで決まります。いらない場面も含めて整理しました。
→ キャプチャーボードはいらない?Switch 2・PS5で必要な場面と不要な場面


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