インクが出ない・かすれるときの対処|ノズル詰まりの直し方

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年賀状や書類を印刷しようとしたら、黒だけが出ない。写真に白いすじが入る。用紙が白紙のまま出てくる。プリンターのインクまわりのトラブルは症状を見ただけでは原因が分かりにくく、やみくもにクリーニングを繰り返してインクだけ減っていく、ということが起こりがちです。

先に結論を書きます。インクが出ない・かすれるときは、最初にノズルチェックパターンを印刷してください。この1枚で、プリントヘッドが目詰まりしているのか、それとも用紙やドライバーの設定など別の問題なのかが切り分けられます。目詰まりしていた場合の直し方も、クリーニングを何度も押すのではなく、メーカーが公表している順番と回数があります。

この記事では、エプソンとキヤノンの公式サポート情報に載っている手順だけを使い、ノズルチェック、クリーニング、時間をおく、という流れを順に説明します。クリーニングをやりすぎるとどうなるか、廃インク吸収パッドとは何か、使う頻度が低い人の目詰まり対策もまとめました。価格は2026年9月時点の目安です。

結論:ノズルチェックで詰まりか切り分ける

インクジェットプリンターは、プリントヘッドにある非常に細かいノズル(インクを出す穴)からインクを吹き付けて印刷します。このノズルはインクが乾くと詰まります。エプソンは、久しぶりにプリンターを使うときはインクの乾燥でノズルが詰まることがあるため、事前にノズルチェックで確認することをすすめています。

ノズルチェックパターンとは、各色のインクを格子状・帯状に印刷して、どの色のノズルが詰まっているかを目で見て分かるようにした専用の印刷です。この1枚で、「インクは出ているのに印刷結果がおかしい」のか「そもそもインクが出ていない」のかがはっきりします。前者なら用紙設定やドライバーの問題、後者なら目詰まりです。

症状 先に確認するところ よくある原因
白紙のまま出てくる インク残量・ノズルチェックパターン インク切れ、ノズルの目詰まり
黒だけ出ない/色だけ出ない その色のノズルチェックパターン 特定の色のノズルの目詰まり
細い白いすじが入る ノズルチェックパターン 一部のノズルの目詰まり
全体がかすれる インク残量・用紙の種類設定 インク不足、用紙設定の不一致
色味が違う ノズルチェックパターン・ドライバー設定 一色分の目詰まり、モノクロ設定
ノズルチェックは正常なのに白紙 用紙サイズ・種類の設定、ドライバー 設定の不一致、ドライバーの不具合

キヤノンも同じ考え方で、白紙・かすれ・白いすじ・色味がおかしいという症状に対し、まずインクの状態を確認し、次にノズルチェックパターンを印刷する順番を案内しています。パターンに筋や抜けがない場合は、目詰まり以外の原因を見にいくことになります。

手順1:ノズルチェックパターンを印刷する

用意するのはA4サイズの普通紙です。キヤノンの案内では1枚、エプソンの案内では複数枚をセットします。ハガキ専用機など一部の機種は例外があるため、画面の案内に従ってください。

キヤノンのインクジェットプリンターでは、ホーム画面から「セットアップ」→「メンテナンス」→「ノズルチェックパターン印刷」を選び、「はい」を選択すると印刷されます。エプソンのプリンターでは、ホーム画面で「プリンターのお手入れ」を選び、「プリントヘッドのノズルチェック」または「ノズルチェック」をタップします。機種によって項目名が少し違うので、画面に出ている言葉を優先してください。

パソコンからも実行できます。Windowsではプリンタードライバーの「印刷設定」画面を開き、「ユーティリティー」タブから「ノズルチェック」を選びます。Macでは「オプションとサプライ」から「プリンターユーティリティ」を開きます。なお、Macでエプソン製ドライバーではなく「AirPrint」が選ばれていると、この手順でノズルチェックやヘッドクリーニングが行えません。タブが見当たらないときは、選ばれているドライバーを確認してください。

印刷したパターンの見方

印刷されたパターンのすべてのラインが途切れずに出ていれば、目詰まりしていません。かすれている、または印刷されていないラインがある場合は目詰まりです。キヤノンの案内では、白い筋や掠れがある、黒の網目やカラーの帯が印刷されていない、白紙になる、といった状態を「インクが正常に吐出されていない可能性がある」としています。

見落としやすいのが確認する場所の明るさです。エプソンは、ノズルチェックパターンは明るい場所で確認するよう注意書きを出しており、電球色の蛍光灯などの下で見ると正しく確認できない場合があるとしています。夜の照明の下で判断せず、昼間の窓際など白い光の下で見るほうが確実です。

また、エプソンのプリンターは、本体がエラー状態のとき、インクの残量が「少ない」または「限界値以下」のとき、印刷中のときは、ノズルチェックもヘッドクリーニングも実行できません。ボタンを押しても反応しない場合は、先にインクの補充・交換とエラー解除を済ませてください。

手順2:クリーニングを実行する

目詰まりが確認できたら、プリントヘッドからインクを吐き出して詰まりを取り除く「ヘッドクリーニング」を実行します。ここで大事なのは、クリーニングボタンを連打することではなく、メーカーが示す順番どおりに進めることです。

エプソンの場合:交互に、機種ごとの回数だけ繰り返す

エプソンは「ヘッドクリーニングとノズルチェックパターン印刷を交互に繰り返す」という方法を公表しています。理由も説明されていて、交互に繰り返すことで、より強力なクリーニングを行うモードに入るためだとしています。つまりクリーニングだけを続けて押すのではなく、クリーニング→ノズルチェック→クリーニング→ノズルチェック、と挟んでいくのが公式の手順です。

繰り返す回数は機種で異なります。エプソンの公表では、クリーニングとノズルチェックの組を2回とする機種、3回、4回、5回とする機種に分かれています。現行の家庭向けモデルの多くは3回で、EP-887A、EP-817A、EP-717A、EW-456A、EW-056A、EP-988A3、EW-M757Tなどが該当します。表に機種名の記載がないものは4回とされています。

キヤノンの場合:クリーニング2回のあと強力クリーニング

キヤノンのオンラインマニュアルでは、ノズルチェックパターンで異常が見つかったあと、プリントヘッドのクリーニングを行い、改善しなければもう一度クリーニングを行い、それでも改善しなければ強力クリーニングに進む、という流れが示されています。タンク搭載のGシリーズでも、ノズルチェックからクリーニングまでの手順を2回繰り返しても改善されない場合に次の段階へ進む書き方になっています。

強力クリーニングは通常のクリーニングより深く詰まりを取りにいく機能で、その分インクを多く使います。キヤノンはタンク搭載モデルのヘッド内インク再充填について「非常に多くのインクを消費します。頻繁に行うとインクが早く消費されますので、必要な場合のみ実行してください」と明記しています。

エプソン側では、強力クリーニングはエコタンク搭載モデルと一部のカラリオプリンターの機能とされています。対応機種としてEP-315、EP-712A〜EP-717A、EP-812A〜EP-817A、EP-882A〜EP-887Aの各シリーズ、EP-988A3、EW-056A、EW-456A、PX-S155、PX-S505などが挙げられています。強力クリーニング機能がない機種の場合、ここで改善しなければ修理窓口へ、という案内になります。なお、エコタンク搭載モデルは、補充後に残量の更新操作をしていないと、インクが入っていても強力クリーニングが実行できないことがあるとされています。

手順3:インクの残量と取り付けを確認する

クリーニングを繰り返す前に、インクそのものを確認しておくと無駄が減ります。キヤノンは対処の一番目に「インクの状態を確認する」を置いており、オレンジ色のテープがはがされているか、インク残量が不足していないかを見るよう案内しています。買ったばかりのカートリッジで保護テープが残っていると、当然インクは出ません。

残量の見方は方式で違います。カートリッジ式は本体の画面やランプで確認します。キヤノンのG・GX・GMシリーズのようなタンク式は、インクタンクを目視で確認できます。タンクが少なくなったら早めに補充するほうが安全です。

純正インクと互換インクの違い

インクが出ないトラブルでよく話題になるのが、純正インクと互換インク・詰め替えインクの違いです。ここは両社とも公式に見解を出しています。

キヤノンは「インクの詰め替えやキヤノン純正品以外のインクのご使用は、印刷品質の低下やプリントヘッドの故障の原因となることがあります」として、純正インクの使用をすすめています。エプソンは、同社製以外のインクカートリッジやメンテナンスボックスを取り付けた状態で使うと、環境や製品の種類によってはインク漏れが発生する場合があり、輸送すると構造によっては大量のインク漏れが起きて本体の故障に至るケースが報告されている、としています。そのうえで、同社製以外の製品からのインク漏れについては責任を負いかねる、と明記しています。エプソンは純正インクの紹介ページでも、プリンター本来の性能を発揮し信頼性を保証できるのは純正インクカートリッジだけだとしています。

目詰まりが頻発している状態で互換インクを使っていると、原因の切り分けが難しくなります。トラブルが続いているときは、いったん純正インクに戻して様子を見るのが判断しやすい進め方です。

手順4:時間をおいて再度試す

クリーニングを規定の回数行っても直らないとき、続けてクリーニングを押すのは公式の手順ではありません。両社とも「時間をおく」という段階を挟んでいます。

エプソンは、印刷しない状態でプリンターを12時間休ませるよう案内しています。FAX機能搭載機種以外は電源を切った状態で休ませ、電源を切るときは本体の電源ボタンを使います。12時間おく理由も公表されていて、乾燥して詰まったノズルにインクの成分が浸透することで、詰まりが解消する場合があるためだとしています。休ませても改善しない場合に強力クリーニングへ進む、という順番です。

キヤノンは機種のマニュアルの中で、強力クリーニングを行っても改善しないときは、プリンターの電源を切ってから電源プラグを抜かずに24時間以上経過したあとに、次のステップ(2回目の強力クリーニング)へ進むよう指示しています。2回目の強力クリーニングでも改善しない場合は、プリントヘッドが故障している可能性があるとして、修理の依頼を案内しています。

当日中に何とかしようとして押し続けるより、一晩から丸一日おいてからもう一度試すほうが、メーカーの想定に沿った進め方です。急ぎの印刷があるなら、コンビニのプリントサービスで先に用事を済ませ、プリンターは休ませておくほうが結果的に早く終わります。

やりすぎに注意すること

ヘッドクリーニングは、ノズルから勢いよくインクを吐き出して詰まりを押し出す動作です。実行するたびにインクが減り、強力クリーニングやヘッド内インク再充填はその量がさらに増えます。キヤノンが「頻繁に行うとインクが早く消費されますので、必要な場合のみ実行してください」と書いているのはこのためです。

そして、吐き出されたインクは紙に印刷されるわけではなく、本体内部の吸収材にたまります。これがエプソンでいう「廃インク吸収パッド」です。ここが満杯になると「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に達しました」というエラーが表示され、印刷できなくなります。この部品は利用者側では交換できず、エプソンは同社の修理センターでの部品交換が必要だと案内しています。一方、画面の表示が「メンテナンスボックス」となっている機種は、利用者自身で交換および対処ができます。自分の機種がどちらかは、表示されるメッセージの言葉で見分けられます。

つまりクリーニングは無料ではありません。インクを使い、本体の寿命に関わる部分も消費します。回数の目安を超えて繰り返すより、決められた回数を試したら休ませ、それでも直らなければ修理か買い替えを検討するほうが損が少なくなります。

段階 エプソンの案内 キヤノンの案内
確認 ノズルチェックパターンを印刷 インク残量の確認とノズルチェックパターン印刷
クリーニング クリーニングとノズルチェックを交互に機種ごとの回数 クリーニングを実行、改善しなければもう一度
時間をおく 電源を切って12時間休ませる 電源プラグを抜かずに24時間以上おく
強い処置 強力クリーニング(対応機種のみ) 強力クリーニング、改善しなければ2回目
改善しないとき 修理窓口へ依頼 プリントヘッドの故障の可能性、修理を依頼

使う頻度が低い人の対策

月に数回しか印刷しない、年賀状の時期しか使わない、という使い方だと目詰まりは起こりやすくなります。エプソンは、長い間使用しないでいるとノズルが乾燥して目詰まりが発生することがあるとして、定期的に使うことと、電源を正しく切ることを予防策として挙げています。

電源の切り方を変えるだけで変わる

見落とされやすいのが電源の切り方です。エプソンの説明によると、プリンターは電源ボタンを押したあと、インクの乾燥を防ぐためにプリントヘッドにふたをする「キャッピング動作」を行います。この動作には約20秒ほどかかり、電源ボタンのランプが完全に消えるまで続きます。

この間に電源コードを抜いたり、延長コードや電源タップのスイッチを切ったりすると、キャッピングが働かずプリントヘッドが乾燥して印刷不良の原因になります。電源ボタンの長押しで切るのも、通常の操作ができない場合以外は避けるよう案内されています。液晶が消えたあともボタンが点滅している間は動作中です。

まとめてスイッチを切れる電源タップを使っている人は、プリンターだけ個別に切れる口に挿すと安全です。電源まわりの基本は延長コード・電源タップの安全な使い方で、口ごとにスイッチのあるタップはデスク用電源タップおすすめで整理しています。

紙詰まりを放置しない・たまに印刷する

エプソンは、プリントヘッドがホームポジション以外で停止するような紙詰まりが起きた場合は、速やかに詰まった用紙を取り除くよう案内しています。ヘッドがふたのない位置で止まったまま放置されると、同じようにノズルが乾燥して目詰まりにつながるためです。

また、目詰まりを防ぐため定期的に印刷することもすすめられています。月に一度、カラーの入った書類を1枚印刷するだけでも違います。エコタンク搭載モデルについては、1〜2か月ほど使わずに印刷結果にすじが入ったときは、インクチューブ内のインクを入れ替えると解決することがある、という案内も出ています。

無線で接続しているプリンターが反応しないときは、目詰まりではなくネットワーク側の問題のこともあります。ルーターとの距離や電波の混み具合はWi-Fiが遅いときに試すことが参考になります。スマートフォンの写真を印刷する前に整理しておきたい人は、スマホの写真をバックアップする方法もあわせてどうぞ。

買い替え・買い足しの候補

規定の手順を試しても直らない場合、修理費用と新品の価格を比べることになります。カートリッジ式で長く使ってきた機種なら、インク代を含めた総額で買い替えのほうが安く収まることもあります。ここでは国内で現在販売されている現行モデルから、目詰まりとインク代の両方を意識した3機種を挙げます。価格は2026年9月時点の目安です。

1位:エプソン EW-M757TW(エコタンク搭載で強力クリーニングに対応)

エコタンク搭載で強力クリーニングに対応

価格の目安
約3万8千〜4万3千円
種類
A4カラーインクジェット複合機(エコタンク搭載)
インク
5色(顔料ブラック+染料4色)のボトル補充式
印刷コスト
メーカー公表値でモノクロ約1.6円/カラー約3.7円
サイズ
約390×166×339mm・約6.3kg
エプソン EW-M757TWの商品画像

44,800円楽天市場 9月19日時点

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インクをボトルで補充するエコタンク搭載モデルのA4複合機です。顔料ブラック1色に染料4色を加えた5色構成で、エプソンが公表しているA4あたりの印刷コストはモノクロ約1.6円、カラー約3.7円です。強力クリーニング対応モデルなので、目詰まりが起きたときに打てる手が1段階多いのが利点です。本体色は3色展開です。

ボトル補充式は初期費用が高めですが、印刷枚数が多い家庭では総額で逆転しやすい構成です。

  • 種類:A4カラーインクジェット複合機(エコタンク搭載)
  • インク:5色(顔料ブラック+染料4色)のボトル補充式
  • 印刷コスト:メーカー公表値でモノクロ約1.6円/カラー約3.7円
  • 本体サイズ:約390×166×339mm・約6.3kg
  • 発売:2024年11月
  • 価格の目安:約3万8千〜4万3千円

2位:キヤノン PIXUS G3390(大容量タンクで自動両面印刷に対応)

大容量タンクで自動両面印刷に対応

価格の目安
約2万4千〜3万円
種類
A4カラーインクジェット複合機(大容量タンク搭載)
インク
4色・インクボトルGI-31シリーズ
印刷コスト
メーカー公表値でモノクロ約0.5円
液晶
2.7型カラータッチパネル・自動両面印刷対応
キヤノン PIXUS G3390の商品画像

29,760円楽天市場 9月19日時点

いまどき本舗

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キヤノンの大容量タンク「ギガタンク」を搭載したA4複合機です。インクボトルはGI-31シリーズで、顔料ブラックに染料3色を組み合わせた4色構成。キヤノンの公表値ではモノクロのA4印刷コストが約0.5円とされています。2.7型のカラータッチパネルを備え、自動両面印刷にも対応します。

タンク式は残量を目視で確認できるため、「インクが出ないのは残量のせいなのか」を判断しやすい点も扱いやすさにつながります。

  • 種類:A4カラーインクジェット複合機(大容量タンク搭載)
  • インク:4色(顔料ブラック+染料3色)・インクボトルGI-31シリーズ
  • 印刷コスト:メーカー公表値でモノクロ約0.5円
  • 液晶:2.7型カラータッチパネル・自動両面印刷対応
  • 本体サイズ:約416×177×363mm・約6.5kg
  • 価格の目安:約2万4千〜3万円

3位:キヤノン PIXUS TS8830(写真を重視する人向けの6色モデル)

写真を重視する人向けの6色モデル

価格の目安
約2万4千〜2万9千円
種類
A4カラーインクジェット複合機(カートリッジ式)
インク
6色ハイブリッド・色ごとに独立
液晶
4.3型タッチパネル・最高解像度4800dpi
サイズ
約372×142×345mm
キヤノン PIXUS TS8830の商品画像

25,380円楽天市場 9月19日時点

安心家電販売 PCあきんど

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6色ハイブリッドインクを採用したカートリッジ式のA4複合機です。色ごとに独立したカートリッジなので、なくなった色だけ交換できます。4.3型のタッチパネルを備え、最高解像度は4800dpi。L判写真からA4、はがき、名刺、ラベルまで幅広い用紙に対応します。

タンク式ほど1枚あたりのコストは下がりませんが、本体価格が抑えめで、印刷枚数がそれほど多くない家庭なら総額で見合うこともあります。

  • 種類:A4カラーインクジェット複合機(カートリッジ式)
  • インク:6色ハイブリッド・色ごとに独立
  • 液晶:4.3型タッチパネル・最高解像度4800dpi
  • 本体サイズ:約372×142×345mm
  • 発売:2024年9月
  • 価格の目安:約2万4千〜2万9千円

外部の公式情報は、エプソンのノズルチェック・ヘッドクリーニングの手順、キヤノンの白紙・かすれ・白いすじの対処方法、エプソンの廃インク吸収パッドのエラーの各ページが詳しいので、自分の機種名で確認してみてください。

よくある質問

Q. クリーニングは何回まで行っていいですか?

メーカーが示している回数が目安になります。エプソンはヘッドクリーニングとノズルチェックパターン印刷を交互に繰り返す方法を案内しており、回数は機種によって2〜5回に分かれています。キヤノンはクリーニングを実行し、改善しなければもう一度、それでも改善しなければ強力クリーニング、という順番です。その回数を超えても直らないときは、押し続けるのではなく時間をおく段階へ進んでください。

Q. クリーニングするとインクはどれくらい減りますか?

減る量は機種と処置の種類で変わるため一概には言えませんが、通常のクリーニングより強力クリーニングのほうが多く消費します。キヤノンはタンク搭載モデルのヘッド内インク再充填について、非常に多くのインクを消費するので必要な場合のみ実行するよう明記しています。

Q. 時間をおくとき、電源は入れたままですか?

メーカーで案内が異なります。エプソンはFAX機能搭載機種以外は電源を切った状態で12時間休ませるよう案内しており、電源を切るときは本体の電源ボタンを使うとしています。キヤノンは機種のマニュアルで、電源を切ってから電源プラグを抜かずに24時間以上おくよう指示しています。いずれも電源コードごと抜くのではない点に注意してください。

Q. 廃インク吸収パッドのエラーは自分で直せますか?

表示される言葉で変わります。エプソンの案内では、「廃インク吸収パッド」と表示される場合は利用者側で部品交換ができず、同社の修理センターでの交換が必要です。「メンテナンスボックス」と表示される機種であれば、利用者自身で交換できます。まずは画面のメッセージがどちらの言葉になっているかを確認してください。

Q. 互換インクを使っていると目詰まりしやすいですか?

メーカーは慎重な立場を示しています。キヤノンは、インクの詰め替えや純正品以外のインクの使用は印刷品質の低下やプリントヘッドの故障の原因となることがあるとしています。エプソンは同社製以外のインクカートリッジやメンテナンスボックスでインク漏れが発生した事例を公表し、それによる不具合の責任は負いかねるとしています。

まとめ

インクが出ない・かすれるときの進め方をもう一度整理します。最初にノズルチェックパターンを印刷し、目詰まりかどうかを切り分けます。パターンは明るい場所で確認します。目詰まりなら、エプソンはクリーニングとノズルチェックを交互に機種ごとの回数だけ繰り返し、キヤノンはクリーニングを2回試してから強力クリーニングへ進みます。

それでも直らないときは、押し続けるのではなく休ませます。エプソンは電源を切って12時間、キヤノンは電源プラグを抜かずに24時間以上。そのうえで強力クリーニングを試し、改善しなければ修理か買い替えの判断に移ります。

使う頻度が低い人は、本体の電源ボタンで電源を切ること、ランプが消えるまで電源タップのスイッチを切らないこと、月に一度でも印刷することの3つで目詰まりを起こしにくくできます。買い替えを検討する段階になったら、インク代まで含めた総額で比べてみてください。

年賀状を自宅で刷るときの用紙設定とにじみ対策はこちらです。
→ 年賀状を自宅で印刷する方法|用紙の設定とにじみ対策

インク代が高いと感じたら、1枚あたりのコストの出し方から見直せます。
→ プリンターの維持費を下げる方法|インク代と用紙代の考え方

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