USB-Cハブおすすめ|ノートPC・Mac向けの選び方

PC周辺機器

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薄型のノートPCやMacBookは、USB-Cポートが2つしかない機種も珍しくありません。充電ケーブルを挿すと残り1つ、そこにマウスのレシーバーを挿せば、外付けSSDもモニターもつなぐ先がなくなります。USB-Cハブは、この足りないポートを増やすための小さな箱です。

ただ、同じ「USB-Cハブ」という名前でも中身の差は大きく、値段だけで選ぶと後悔しやすいジャンルでもあります。同じ4K出力でも30Hzまでの製品と60Hzまでの製品があり、USB-Aの転送速度も5Gbpsと10Gbpsで倍違います。充電のパススルーに対応していても、ハブ自身が電力を消費するため、100Wの充電器をつないでPC側に届くのは85W前後というのが一般的です。

この記事では選び方の基準を整理し、メーカー公式ページで仕様を確認できた現行モデルを定番・低価格・映像出力重視の3つに分けて紹介します。後半では、つないだのに映らないときの確認手順もまとめました。

なお当サイトでは紹介する製品を実機で検証していません。ポート構成・転送速度・解像度・W数・寸法はメーカー公表値、価格はメーカー公式ページと大手価格比較サイトの掲載情報(2026年9月時点)に基づきます。

  1. 結論:必要なポートとPDのW数で選ぶ
  2. USB-Cハブでできること
  3. 選び方(ポート・給電・映像出力・速度)
    1. ポート構成は「使う数+1」で考える
    2. パススルー給電は「入力W数」ではなく「出力W数」を見る
    3. 映像出力は「解像度×リフレッシュレート」をセットで見る
    4. 転送速度は外付けSSDを使うかどうかで決まる
  4. 定番のおすすめ
    1. 1位:Anker Nano USB-C ハブ 7-in-1(4K/60HzのHDMIとSDカードを両立)
    2. 2位:UGREEN Uno 6 in 1 USB-Cハブ(USB-Aが10Gbps対応)
    3. 3位:Anker 547 USB-C ハブ 7-in-2(MacBookに2ポート同時に直挿し)
  5. 価格を抑えたいときのおすすめ
    1. 4位:Anker 332 USB-C ハブ 5-in-1(約50gの薄型で持ち歩きやすい)
    2. 5位:Anker USB-C ハブ 5-in-1 4K HDMI(USB-Aを3つ確保できる)
  6. 映像出力を重視するときのおすすめ
    1. 6位:Anker 364 USB-C ハブ 10-in-1(HDMI2つと有線LANを同時に使える)
    2. 7位:UGREEN Revodok Pro 10-in-1 USB-Cハブ(1台なら8K/30Hzまで対応)
  7. 主な仕様の比較
  8. つないでも映らない・認識しないとき
    1. 手順1:挿すUSB-Cポートを変える
    2. 手順2:PCがDisplayPort Alt Modeに対応しているか調べる
    3. 手順3:充電器のW数を上げる
    4. 手順4:HDMIケーブルとモニター側の入力を確認する
    5. 手順5:ハブを挿し直し、PCを再起動する
  9. よくある質問
    1. USB-Cハブとドッキングステーションは何が違いますか?
    2. ハブ経由でノートPCを充電しながら使えますか?
    3. HDMIが2つあればMacでもモニター2台に別々の画面を出せますか?
    4. ハブが熱くなりますが故障ですか?
    5. 安いUSB-Cハブを買っても大丈夫ですか?
  10. まとめ

結論:必要なポートとPDのW数で選ぶ

先に要点をまとめます。USB-Cハブ選びで見るべき数字は、多くても4つです。

  • ポート構成:USB-Aが何個、HDMI・有線LAN・SDカードが要るか。使わないポートが多い製品は、その分だけ高く・大きくなります
  • パススルー給電のW数:「100W入力/85W出力」のように、入力と出力の両方が書かれている製品を選びます
  • HDMIの上限:同じ4K対応でも、30Hzまでと60Hzまででは体感が違います。文字を読む用途なら60Hz対応を選びます
  • USBの転送速度:5Gbps(USB 3.2 Gen1)か10Gbps(USB 3.2 Gen2)か。外付けSSDを使うなら10Gbps、マウスやキーボードだけなら5Gbpsで足ります

迷ったときの基準は単純です。モニターにつないで文字を読むなら「HDMI 4K/60Hz」対応、充電しながら使うなら「85W以上のパススルー」。この2つを満たす製品は2026年9月時点でおおむね5,000円前後から選べます。モニターにつながずUSB機器を増やしたいだけなら3,000円前後で十分です。

USB-Cハブでできること

USB-Cハブが1本のケーブルでまとめているのは、実は性格の違う3種類の信号です。この3つを分けて考えると、製品ごとの差が見えやすくなります。

1つ目はデータです。USB-A端子やSDカードスロットに流れるのがこれで、速度は5Gbpsや10Gbpsと表記されます。外付けSSDから動画を読み書きするなら、10Gbps対応かどうかで待ち時間が変わります。

2つ目は映像です。HDMIに出る信号で、これはUSBの規格ではなくDisplayPort Alt Modeという仕組みでUSB-Cポートを間借りしています。PC側のUSB-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応していない場合、どれだけ高価なハブを買っても映像は出ません。ここが最もつまずきやすい点です。

3つ目は電力です。USB Power Delivery、いわゆるPDで、充電器からハブを経由してノートPC本体へ電気を送ります。これをパススルー給電と呼びます。ハブ自身が10W前後を消費するため、100Wの充電器をつないでもPCに届くのは85〜90W程度です。

この3つを1本にまとめられるので、ケーブルを1本挿すだけでモニター・キーボード・LAN・充電がすべてつながる使い方ができます。配線が増えると足元が乱れやすいので、デスクの配線整理のやり方とあわせて考えると仕上がりがすっきりします。

選び方(ポート・給電・映像出力・速度)

ポート構成は「使う数+1」で考える

ポートは多いほど良さそうに見えますが、実際には使わない端子が価格と発熱を押し上げます。まず机の上で今つないでいる機器を数え、そこに1つ余裕を足した数を目安にします。USB-Aは2〜3個あれば、マウスのレシーバー・キーボード・USBメモリをまかなえます。SDカードスロットはカメラを使う人以外にはほぼ不要です。有線LANは、無線が混雑する環境やオンライン会議が多い人には効きますが、そうでなければ省いて価格を下げるほうが合理的です。

もうひとつ見落としがちなのが、ハブ自体の形です。ケーブル一体型は本体を机に置けるので取り回しが楽ですが、ケーブル長は25〜30cm程度と短めです。直挿し型はPCの横に固定されるため場所を取りませんが、PCを動かすたびに端子へ力がかかります。

パススルー給電は「入力W数」ではなく「出力W数」を見る

製品ページに「100W対応」とだけ書かれている場合、それは充電器から受け取れる上限のことが多く、PCに届く電力ではありません。実際に使えるのは、そこからハブの消費分を引いた値です。

目安として、13〜14インチのモバイルノートなら45〜65W、15インチ以上やゲーミングノートなら90W以上を求められることがあります。手持ちのPCに付属する充電器のW数を確認し、それを下回らない出力のハブを選びます。出力が足りないと、使いながらでは充電が追いつかずバッテリーが減っていきます。

映像出力は「解像度×リフレッシュレート」をセットで見る

HDMIの表記で注意したいのが、4K対応でも30Hzまでという製品が今も多いことです。30Hzではマウスカーソルの動きがかくつき、文字を読む作業では目が疲れやすくなります。仕事用の外部モニターとして使うなら4K/60Hz対応を選びたいところです。フルHD(1920×1080)のモニターであれば、ほとんどのハブが60Hzで出力できるので、ここに予算を割く必要はありません。

そしてMacを使う場合には、もう1つ大きな注意点があります。Anker公式の製品ページには「macOSはMST(Multi-Stream Transport:画面拡張モード)に対応しておりません」と明記されており、HDMIを2つ備えたハブでも、Macでは2台のモニターにそれぞれ別の画面を表示することができません。複数画面を扱いたいMacユーザーは、PC本体のUSB-Cポートを2つ使う構成を前提に考えたほうが確実です。

転送速度は外付けSSDを使うかどうかで決まる

USBの速度表記は、5Gbps=USB 3.2 Gen1、10Gbps=USB 3.2 Gen2と読み替えられます。数字は理論値なので実測はこれより落ちますが、相対的な差はそのまま出ます。

マウス・キーボード・Webカメラ・USBメモリ程度であれば5Gbpsで不足しません。一方、外付けSSDに大きな動画ファイルを置いて編集する使い方では、10Gbps対応のUSB-Aポートを持つ製品が有利です。なお、同じハブでもポートごとに速度が違う製品は多く、USB-Aが3つあっても5Gbpsは1つだけ、残りは480Mbpsという構成も一般的です。

発熱についても触れておきます。金属筐体の製品は本体が熱を逃がす設計のため、動作中に温かくなるのは仕様です。ノートPCと一緒に高さを出す場合はノートPCスタンドの下に風の通り道を作っておくと安心です。

定番のおすすめ

ここからは、メーカー公式ページで仕様を確認できた現行モデルを紹介します。価格は2026年9月時点の公式価格です。

1位:Anker Nano USB-C ハブ 7-in-1(4K/60HzのHDMIとSDカードを両立)

4K/60HzのHDMIとSDカードを両

価格の目安
約5,000円前後(2026年9月時点)
ポート
HDMI×1、USB-A×2、USB-C データ×1、USB-C 充電用×1、S
映像出力
最大4K/60Hz
転送速度
最大5Gbps(USB 3.2 Gen1)
パススルー給
100W入力/最大85W出力
Anker Nano USB-C ハブ 7-in-1の商品画像

3,790円楽天市場 9月18日時点

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HDMIが4K/60Hzまで対応し、SDとmicroSDのスロットも備えた7ポート構成です。外部モニターにつないで文字を読む用途と、カメラのデータを取り込む用途の両方をこれ1台でまかなえます。

ケーブル一体型で長さは約25cm。本体を机に置いたまま使えるので、PCの端子に重さがかかりません。メーカー公表値では約67gと持ち歩きも想定できる重さです。USB-Aは2ポートとも5Gbpsなので外付けSSDの速度を追う用途には向きませんが、日常的な機器の接続には十分です。

  • ポート:HDMI×1、USB-A×2、USB-C データ×1、USB-C 充電用×1、SD、microSD
  • 映像出力:最大4K/60Hz
  • 転送速度:最大5Gbps(USB 3.2 Gen1)
  • パススルー給電:100W入力/最大85W出力
  • 本体サイズ・重量:約131×37×12mm/約67g
  • ケーブル:一体型・約25cm
  • 価格の目安:約5,000円前後(2026年9月時点)

2位:UGREEN Uno 6 in 1 USB-Cハブ(USB-Aが10Gbps対応)

USB-Aが10Gbps対応

価格の目安
約4,500円前後(2026年9月時点)
型番
35998
ポート
HDMI×1、USB-A×2、USB-C×2、SD、microSD
映像出力
最大4K/60Hz(HDMI 2.0)
転送速度
USB-Aは最大10Gbps(USB 3.2 Gen2)

USB-Aポートが2つとも10Gbps(USB 3.2 Gen2)に対応している点が、同価格帯では目立つ構成です。外付けSSDを日常的に扱う人には、この差が作業時間として返ってきます。HDMIも4K/60Hzまで対応しています。

メーカー公表値では約120gと、紹介するなかではやや重い部類です。持ち歩きよりは机に置いて使う前提の製品と考えたほうがよいでしょう。接続状況に応じて表示が変わる小さな表示部を備えています。

  • 型番:35998
  • ポート:HDMI×1、USB-A×2、USB-C×2、SD、microSD
  • 映像出力:最大4K/60Hz(HDMI 2.0)
  • 転送速度:USB-Aは最大10Gbps(USB 3.2 Gen2)
  • パススルー給電:100W入力/最大85W出力
  • 重量:約120g
  • 価格の目安:約4,500円前後(2026年9月時点)

3位:Anker 547 USB-C ハブ 7-in-2(MacBookに2ポート同時に直挿し)

MacBookに2ポート同時に直挿し

価格の目安
約7,000円前後(2026年9月時点)
ポート
多機能USB-C×1、USB-C データ×1、USB-A×2、HDMI×1、SD
映像出力
HDMIは最大4K/60Hz、多機能USB-Cポートは最大5K/60Hz
転送速度
多機能USB-Cポートは最大40Gbps、USB-Aは最大5Gbps
パススルー給
最大100W

MacBook Pro/Airの左側にある2つのUSB-Cポートへ同時に挿し込む形の製品です。ケーブルが出ないため机の上が散らからず、本体の縁とほぼ段差なく収まります。

HDMIは4K/60Hz、多機能USB-Cポートは最大40Gbps・最大5K出力に対応し、パススルー充電は最大100Wと上限が高い設計です。ただしAnker公式ページには「本製品はMacBook Pro / Air用に設計されており、他の機器には対応しておりません」と記載があります。対応はM1/M2以降のチップを搭載し、macOS 12以降で動作するモデルとされています。

  • ポート:多機能USB-C×1、USB-C データ×1、USB-A×2、HDMI×1、SD、microSD
  • 映像出力:HDMIは最大4K/60Hz、多機能USB-Cポートは最大5K/60Hz
  • 転送速度:多機能USB-Cポートは最大40Gbps、USB-Aは最大5Gbps
  • パススルー給電:最大100W
  • 本体サイズ・重量:約125×36×10mm/約55g
  • 対応機種:M1/M2以降のMacBook Pro/Air、macOS 12以降
  • 価格の目安:約7,000円前後(2026年9月時点)

参考:Anker 547 USB-C ハブ 製品ページ

価格を抑えたいときのおすすめ

モニターにはつながない、あるいはフルHDのモニターしか使わないのであれば、3,000円前後の製品で必要な機能はそろいます。ここでは公式価格が3,000円を切る2モデルを挙げます。

4位:Anker 332 USB-C ハブ 5-in-1(約50gの薄型で持ち歩きやすい)

約50gの薄型で持ち歩きやすい

価格の目安
約3,000円前後(2026年9月時点)
ポート
USB-A×2、USB-C データ×1、USB-C 充電用×1、HDMI×1
映像出力
最大4K/30Hz
転送速度
最大5Gbps(USB 3.2 Gen1)
パススルー給
100W入力/最大85W出力

USB-Aが2つ、データ用USB-Cが1つ、充電用USB-Cが1つ、HDMIが1つという構成です。メーカー公表値で約50gと軽く、厚みも約12mmなので、ノートPCと一緒にスリーブへ入れられます。

HDMIは最大4K/30Hzまでです。4Kモニターに常時つないで作業する用途には向きませんが、出先でプロジェクターや会議室のモニターに映す程度なら、この仕様で困る場面は多くありません。

  • ポート:USB-A×2、USB-C データ×1、USB-C 充電用×1、HDMI×1
  • 映像出力:最大4K/30Hz
  • 転送速度:最大5Gbps(USB 3.2 Gen1)
  • パススルー給電:100W入力/最大85W出力
  • 本体サイズ・重量:約122×41×12mm/約50g
  • カラー:ブラック、ホワイト、グリーン、ブルー、グレー
  • 価格の目安:約3,000円前後(2026年9月時点)

5位:Anker USB-C ハブ 5-in-1 4K HDMI(USB-Aを3つ確保できる)

USB-Aを3つ確保できる

価格の目安
約2,800円前後(2026年9月時点)
ポート
USB-A×3、USB-C 充電用×1、HDMI×1
映像出力
最大4K/30Hz
転送速度
最大5Gbps
パススルー給
最大90W(100WのUSB PD充電器使用時)
Anker USB-C ハブ 5-in-1 4K HDMIの商品画像

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USB-Aが3ポートあり、マウス・キーボード・USBメモリを同時に挿しても余ります。パススルー給電はメーカー公表値で最大90Wと、この価格帯としては上限が高めです。

ケーブルは一体型で約25cm、本体は約56g。HDMIは最大4K/30Hzまでなので、USB機器を増やすことが主目的で、映像はフルHDで足りるという人に向いた構成です。

  • ポート:USB-A×3、USB-C 充電用×1、HDMI×1
  • 映像出力:最大4K/30Hz
  • 転送速度:最大5Gbps
  • パススルー給電:最大90W(100WのUSB PD充電器使用時)
  • 本体サイズ・重量:約120×30×12mm/約56g
  • ケーブル:一体型・約25cm
  • 価格の目安:約2,800円前後(2026年9月時点)

映像出力を重視するときのおすすめ

モニターを2台つなぎたい、有線LANも同時にほしいという場合は、1万円前後の多ポートモデルが候補です。ただし前述のとおり、Macでは2台に別々の画面を表示できない点に注意してください。

6位:Anker 364 USB-C ハブ 10-in-1(HDMI2つと有線LANを同時に使える)

HDMI2つと有線LANを同時に使える

価格の目安
約1万円前後(2026年9月時点)
ポート
HDMI×2、LAN×1、USB-A×3、USB-C データ×1、USB-C 充
映像出力
HDMI 2系統ともに最大4K/60Hz
転送速度
USB-Aは1ポートが最大5Gbps、2ポートが最大480Mbps
有線LAN
最大1Gbps

HDMIを2つ備え、いずれも最大4K/60Hzに対応します。最大1GbpsのLANポートとSDカードスロットも備え、ケーブル1本で作業環境が復帰する構成を作れます。

USB-Aは3ポートありますが、5Gbpsは1つで残り2つは480Mbpsなので、外付けSSDを挿すポートは選ぶ必要があります。メーカー公表値では約100gと据え置き向けの大きさです。Anker公式ページには、macOSがMSTに対応しないため複数ディスプレイに別々の画面を表示できないという注記があります。

  • ポート:HDMI×2、LAN×1、USB-A×3、USB-C データ×1、USB-C 充電用×1、SD
  • 映像出力:HDMI 2系統ともに最大4K/60Hz
  • 転送速度:USB-Aは1ポートが最大5Gbps、2ポートが最大480Mbps
  • 有線LAN:最大1Gbps
  • パススルー給電:100W入力/最大85W出力
  • 本体サイズ・重量:約142×63×16mm/約100g
  • 価格の目安:約1万円前後(2026年9月時点)

参考:Anker 364 USB-C ハブ 製品ページ

7位:UGREEN Revodok Pro 10-in-1 USB-Cハブ(1台なら8K/30Hzまで対応)

1台なら8K/30Hzまで対応

価格の目安
約1万円前後(2026年9月時点)
型番
15534
ポート
HDMI×2、LAN×1、USB-A×3、USB-C×2、SD、microSD
映像出力
1台接続時は最大8K/30Hz、2台接続時は最大4K/60Hz
有線LAN
最大1000Mbps

同じ1万円前後でも、こちらはモニター1台接続時に最大8K/30Hz、2台接続時に最大4K/60Hzという表記です。高解像度の1枚使いを想定するならこちらが候補になります。

ポートはHDMI×2、USB-C 3.0が1つ、USB-Aが3つ、有線LAN、SD/microSDの同時読み込みに対応したスロットという構成です。アルミ筐体で重量は約171.6gと重めなので、据え置き前提と考えたほうがよいでしょう。

  • 型番:15534
  • ポート:HDMI×2、LAN×1、USB-A×3、USB-C×2、SD、microSD
  • 映像出力:1台接続時は最大8K/30Hz、2台接続時は最大4K/60Hz
  • 有線LAN:最大1000Mbps
  • パススルー給電:100W入力/最大85W出力
  • 本体サイズ・重量:約114×44.5×16mm/約171.6g
  • 価格の目安:約1万円前後(2026年9月時点)

主な仕様の比較

製品名 HDMI上限 USB-A速度 PD出力 価格の目安
Anker Nano USB-C ハブ 7-in-1 4K/60Hz 5Gbps 最大85W 約5,000円
UGREEN Uno 6 in 1 USB-Cハブ 4K/60Hz 10Gbps 最大85W 約4,500円
Anker 547 USB-C ハブ 7-in-2 4K/60Hz 5Gbps 最大100W 約7,000円
Anker 332 USB-C ハブ 5-in-1 4K/30Hz 5Gbps 最大85W 約3,000円
Anker USB-C ハブ 5-in-1 4K HDMI 4K/30Hz 5Gbps 最大90W 約2,800円
Anker 364 USB-C ハブ 10-in-1 4K/60Hz×2 5Gbps+480Mbps×2 最大85W 約1万円
UGREEN Revodok Pro 10-in-1 USB-Cハブ 8K/30Hz(1台時) 5Gbps+480Mbps×2 最大85W 約1万円

つないでも映らない・認識しないとき

USB-Cハブのトラブルは、原因が「PC側」「ハブ側」「ケーブル側」のどこにあるか切り分けると早く片づきます。上から順に試してください。

手順1:挿すUSB-Cポートを変える

PCに複数のUSB-Cポートがある場合、映像出力に対応しているのは一部だけ、ということがあります。取扱説明書やメーカーの仕様ページでDisplayPort Alt Mode対応と書かれたポートを確認し、そちらに挿し替えます。ポートの横にDisplayPortのマークが印字されている機種もあります。

手順2:PCがDisplayPort Alt Modeに対応しているか調べる

USB-Cポートがあっても、充電とデータ転送のみでDisplayPort Alt Mode非対応という機種は今も存在します。メーカーの仕様ページで、USB-Cの項目に「DisplayPort Alt Mode対応」「映像出力対応」といった記載があるかを確認します。記載がない場合、HDMI付きのハブを買っても映像は出ず、DisplayLinkなどのドライバー方式に対応した製品が必要になります。

手順3:充電器のW数を上げる

ハブに何もつながっていないときは動くのに、機器を増やすと切れるという症状は、電力不足であることが多いです。パススルー給電用のUSB-Cポートに65W以上のUSB PD充電器をつないでから再度確認します。充電器をつないでいない状態では、PC本体から供給できる電力だけで全ポートをまかなうことになります。

手順4:HDMIケーブルとモニター側の入力を確認する

モニター側の入力切り替えがHDMI1のままで、実際はHDMI2に挿さっているというのは頻出のパターンです。またHDMIケーブルが古い規格だと4K/60Hzが通らないことがあります。モニターが映らないときの直し方の手順もあわせて確認してください。

手順5:ハブを挿し直し、PCを再起動する

ここまでで直らない場合は、ハブをいったん抜いて10秒ほど置き、PCを再起動してから挿し直します。それでも認識しないときは、別のPCにハブをつないで、ハブ側の故障かPC側の設定かを切り分けます。別の機器でも同じ症状が出るなら購入店やメーカーの保証窓口に相談します。

よくある質問

USB-Cハブとドッキングステーションは何が違いますか?

明確な線引きはありませんが、一般にハブはケーブル1本でつなぐ携帯性重視の製品、ドッキングステーションはACアダプターを別に持ち、ポート数と給電能力を優先した据え置き製品を指します。持ち歩くならハブ、机に固定して使うならドッキングステーションが向きます。

ハブ経由でノートPCを充電しながら使えますか?

パススルー給電に対応した製品なら可能です。ただしハブ自身が10W前後を消費するため、100Wの充電器をつないでもPCに届くのは85〜90W程度になります。手持ちのPCに付属する充電器のW数を確認し、それを下回らない出力の製品を選んでください。

HDMIが2つあればMacでもモニター2台に別々の画面を出せますか?

できません。Anker公式ページには「macOSはMST(Multi-Stream Transport:画面拡張モード)に対応しておりません」と明記されています。Macで複数のモニターに別々の画面を表示したい場合は、PC本体のUSB-Cポートを複数使うか、DisplayLink方式に対応した製品を検討することになります。なおApple公式の仕様ページによれば、現行のMacBook Airは最大2台の外部ディスプレイに対応しています。

ハブが熱くなりますが故障ですか?

金属筐体の製品は本体全体で熱を逃がす設計のため、動作中に温かくなるのは仕様の範囲です。ただし触れないほど熱い、動作が頻繁に止まるといった症状がある場合はメーカーに相談してください。

安いUSB-Cハブを買っても大丈夫ですか?

価格が下がっている製品のなかには、販売が終了した型落ちモデルの在庫処分が混ざっていることがあります。購入前にメーカー公式の製品ページを開き、販売終了の表示が出ていないかを見ておくと安心です。対応解像度が書かれていない製品は避けたほうが無難です。

まとめ

USB-Cハブは、ポート数の多さよりも「HDMIの上限」「パススルー給電の出力W数」「USB-Aの転送速度」の3つで決まります。外部モニターで文字を読むなら4K/60Hz対応、ノートPCを充電しながら使うなら85W以上の出力、外付けSSDを使うなら10Gbps対応という順に条件を足していくと、候補は自然に絞れます。

そして買う前に確認しておきたいのが、PC側のUSB-CポートがDisplayPort Alt Modeに対応しているかどうかです。ここが非対応だと、どの製品を選んでも映像は出ません。Macで2台のモニターに別々の画面を出したい場合も、ハブのHDMI数だけでは解決しない点を踏まえて構成を考えてください。

予算の目安は、映像を使わないなら3,000円前後、外部モニター1台なら5,000円前後、モニター2台と有線LANまで求めるなら1万円前後です。モニター2台の設定方法もあわせて読んでみてください。

モバイルバッテリーのmAhの意味や、寿命・捨て方はこちらにまとめています。
→ モバイルバッテリーのmAhとは?必要な容量と寿命・捨て方

充電器のW数とPDの見分け方は、別の記事にまとめました。
→ USB充電器の選び方|W数とPD・急速充電の見分け方

ケーブルの規格(充電・データ・映像)の見分け方はこちらです。
→ USBケーブルの選び方|Type-Cの転送速度と給電W数の見方

プリンターが急に印刷できなくなったときは、確認の順番があります。
→ プリンターがWi-Fiにつながらないときの対処|順番に確認する

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