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夜にパソコンを使うとき、家族が寝ている部屋の近くで作業するとき、オンライン会議でマイクに打鍵音が入るとき。キーボードの「カチャカチャ」という音が気になる場面は意外と多いものです。
この記事では、静音をうたうキーボードを方式ごとに整理し、2026年9月時点で国内の公式ストアや大手販売店で購入できる現行モデルから9製品を紹介します。スペックはメーカー公表値、価格は公式ストアや大手販売店の表示をもとにした目安です。私たちは製品を実際に使ったわけではないため、音の大きさはメーカーの説明と方式ごとの一般的な傾向から整理しています。
結論:一番静かなのは薄型、打ち心地も欲しいなら静音スイッチ
先に結論をまとめます。音を小さくしたいだけなら、キーの押し込みが浅い薄型(パンタグラフ・シザー式)や、静音設計のメンブレン式が手ごろで選びやすいです。しっかりした打ち心地も欲しいなら、静音スイッチを選べるメカニカル式や静電容量無接点方式が候補になります。
- とにかく安く静かにしたい:ロジクール K295。約3,500円で、メーカーは「タイピング音が90%軽減」とうたっています。
- 音の大きさを数値で確かめて選びたい:バッファロー BSKBW328BK。メーカーが打鍵音を測定し、通常キーで24.5dBと公表しています。
- 薄くて静かな仕事用を1万円前後で:ロジクール Signature Slim Keyboard K950。
- 仕事用の上位モデルが欲しい:ロジクール MX Keys S。バックライト付きの薄型キーボードです。
- メカニカルの打ち心地と静かさを両立したい:ロジクール MX Mechanical(静かなタクタイル)。
- 長時間の入力を快適にしたい:東プレ REALFORCE R3S の静音モデルか、HHKB Professional HYBRID Type-S。
- ゲームでも使いたい:ラピッドトリガー対応の東プレ REALFORCE GX1、手ごろに済ませるならロジクール G213r。
キーボードの音が出る仕組みと方式ごとの違い
キーボードの音は、主に次の3つから生まれます。
- 底打ち音:キーを最後まで押し込んだとき、キーキャップが本体側にぶつかる音
- 戻り音:指を離したとき、キーが上に戻って止まる瞬間の音
- スイッチ自体の音:メカニカルの青軸のように、スイッチ内部の部品が「カチッ」と鳴る音
静音キーボードは、この3つをゴムやシリコンの緩衝材、押し込みの浅い構造などで小さくしています。方式ごとの特徴は次のとおりです。
パンタグラフ(シザー)式:浅くて音が出にくい
ノートパソコンによく使われる方式です。キーの押し込み(キーストローク)が浅く、キーが動く距離が短いため、底打ちや戻りの音が小さくなりやすい傾向があります。一方で、押し込みの浅さが物足りないと感じる人もいます。
メンブレン式:安くて静音モデルが多い
キーの下のゴム(ラバードーム)で押し返す方式です。価格が安く、静音をうたうモデルが多く出ています。ラバードームが衝撃を吸収するため、構造上は音が大きくなりにくい方式です。キーストロークはパンタグラフ式より深めのものが多く、しっかり押したい人に向いています。
メカニカル式:スイッチ選びで音が大きく変わる
キーごとに独立したスイッチを持つ方式です。同じメカニカルでも、スイッチの種類で音の大きさが大きく変わります。
- 青軸(クリッキー):押したときに「カチッ」とクリック音が鳴るタイプ。音は大きめです。
- 茶軸(タクタイル):押した途中で軽い引っかかりがあるタイプ。クリック音はありません。
- 赤軸(リニア):引っかかりがなく、まっすぐ沈むタイプ。クリック音はありません。
- 静音赤軸などの静音スイッチ:スイッチの内部に緩衝材を入れ、底打ちや戻りの音を抑えたタイプです。
メカニカル式で静かさを重視するなら、青軸は避け、「静音」と明記されたスイッチを選ぶのが基本です。
静電容量無接点方式:なめらかな打ち心地と静音モデル
東プレのREALFORCEや、PFUのHHKBが採用している方式です。スイッチに物理的な接点がなく、キーの押し込みを電気的に検知します。価格は高めですが、長時間の入力でも指への負担が少ない打ち心地が特徴として挙げられます。REALFORCEとHHKBには、静音を明記したモデル(REALFORCEの静音モデル、HHKBのType-S)が用意されています。
静音キーボードの選び方
1. 方式と「静音」の表記を確認する
まずは上で紹介した方式から、打ち心地の好みと予算に合うものを選びます。そのうえで、商品名や仕様に「静音」「サイレント」などの表記があるかを確認しましょう。同じシリーズでも、静音モデルと通常モデルが並んで売られていることがあります。特にREALFORCEは型番で静音かどうかが分かれるため、購入前に商品ページで確認してください。
2. dB(デシベル)の数値はあくまで目安
一部のメーカーは打鍵音をdB(デシベル)で公表しています。ただし、測定する距離や押したキー、測定環境はメーカーごとに異なります。違うメーカーのdB値を並べて単純に比べるのは避けた方が無難です。数値が公表されていない製品も多いため、方式やスイッチの種類とあわせて判断しましょう。
3. サイズとテンキーの有無
数字の入力が多いなら、テンキー付きのフルサイズが便利です。机が狭い場合や、マウスを動かす場所を広く取りたい場合は、テンキーのないテンキーレスやコンパクトなモデルが向いています。
4. 接続方式
- USBレシーバー(2.4GHz):パソコンにレシーバーを挿すだけで使えます。デスクトップPCで使うなら手軽です。
- Bluetooth:レシーバー不要で、タブレットやスマートフォンにもつなげます。複数台を切り替えられるモデルもあります。
- 有線(USB):電池切れの心配がありません。ゲーム用の高機能モデルは有線が中心です。
無線でゲームをしたい方は、ワイヤレスゲーミングキーボードのおすすめもあわせて参考にしてください。
おすすめの静音キーボード
まずは仕事や普段使いに向く7製品です。価格の安い順ではなく、選びやすさと静音性の分かりやすさを踏まえて並べています。
1位:ロジクール K295(90%軽減をうたう低価格モデル)
90%軽減をうたう低価格モデル
- 価格の目安
- 約3,200〜3,500円(2026年9月時点)
- 接続
- 2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)
- サイズ
- フルサイズ(テンキー付き)
- 電池寿命
- 24ヵ月(メーカー公表値)
- 重量
- 498g
ロジクール独自の「SilentTouch」技術を採用したフルサイズのワイヤレスキーボードです。メーカーは、同社のベストセラーキーボードと同じ感触を保ちながら、タイピング音を90%軽減したと説明しています。テンキーと8個のショートカットキーを備え、表計算などの数字入力にも対応します。
付属のUSBレシーバーで接続し、動作範囲は10m。電池寿命はメーカー公表値で24ヵ月です。価格は約3,500円と手ごろで、「まずは今のキーボードより静かなものを試したい」という方の最初の1台に向いています。
- 接続:2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)
- サイズ:フルサイズ(テンキー付き)
- 電池寿命:24ヵ月(メーカー公表値)
- 本体サイズ:幅441×奥行149×高さ18mm
- 重量:498g
- 価格の目安:約3,200〜3,500円(2026年9月時点)
詳しい仕様はロジクール公式サイトのK295製品ページで確認できます。
2位:ロジクール Signature Slim Keyboard K950(薄型・電池で36ヶ月)
薄型・電池で36ヶ月
- 価格の目安
- 約1.1万円(2026年9月時点)
- 接続
- Bluetooth(最大3台を切り替え)
- サイズ
- フルサイズ(テンキー付き)
- 電源
- 単四形乾電池×2本、電池寿命36ヶ月(メーカー公表値)
スリムな本体に、テンキーと大きめの矢印キーを備えたワイヤレスキーボードです。メーカーは「静かで安定感のあるタイピング」を特徴に挙げています。Bluetoothで最大3台のデバイスを登録して切り替えられるため、仕事用のパソコンと私用のパソコンを1台のキーボードで使い分けたい方に向いています。
電源は単四形乾電池2本(同梱)で、電池寿命はメーカー公表値で36ヶ月。スクリーンショット用のキーも搭載しています。
- 接続:Bluetooth(最大3台を切り替え)
- サイズ:フルサイズ(テンキー付き)
- 電源:単四形乾電池×2本、電池寿命36ヶ月(メーカー公表値)
- 本体サイズ:幅433.8×奥行134.8×高さ23.1mm
- 価格の目安:約1.1万円(2026年9月時点)
3位:ロジクール MX Keys S(バックライト付きの上位モデル)
バックライト付きの上位モデル
- 価格の目安
- 約2.2万円(2026年9月時点)
- 接続
- Bluetooth Low Energy/Logi Bolt USBレシーバー
- サイズ
- フルサイズ(テンキー付き)
- 連続使用
- 充電式、最長10日間/バックライトオフで最長5ヶ月
- 重量
- 810g
ロジクールの仕事向け上位シリーズ「MX」のフルサイズキーボードです。指先の形に合わせて球状にくぼんだキーを採用しており、メーカーはキーの安定性を高め、ノイズを軽減する設計だと説明しています。
手を近づけると点灯し、周囲の明るさに合わせて輝度を調整するバックライトを搭載。暗い部屋での作業にも対応します。バッテリーはUSB-Cで充電する方式で、フル充電後、プリセット設定で最長10日間、バックライトをオフにすると最長5ヶ月間動作するとされています。
- 接続:Bluetooth Low Energy/Logi Bolt USBレシーバー(最大3台を切り替え)
- サイズ:フルサイズ(テンキー付き)
- バッテリー:充電式(1500mAh)、最長10日間/バックライトオフで最長5ヶ月(メーカー公表値)
- 本体サイズ:幅430.2×奥行131.63×高さ20.5mm
- 重量:810g
- 価格の目安:約2.2万円(2026年9月時点)
4位:バッファロー BSKBW328BK(打鍵音24.5dBを公表)
打鍵音24.5dBを公表
- 価格の目安
- 約2,500〜3,000円(2026年9月時点)
- 方式
- メンブレン式
- 接続
- 2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)
- キー数
- 113キー(日本語配列)
- キーストロー
- 4mm
打鍵音の測定値を公表している静音設計のメンブレン式キーボードです。メーカーによると、本体から50cm離れた位置で測定し、EnterキーやShiftキーで34.8dB、通常のキー(Ctrlキー)で24.5dBだったとのことです(2020年1月、メーカー調べ)。メーカーは、全国家庭電気製品公正取引協会が静音と定める35dB未満を満たすことを確認したと説明しています。
キーが1つずつ離れたアイソレーション配列の113キーで、キーストロークは4mmと深め。単四形乾電池2本で、想定使用可能時間は最大1,080日(メーカー計算値)です。価格は約2,500〜3,000円と、今回紹介する中で手ごろな価格帯です。バッファローの説明では特定販売店向けの商品とされていますが、2026年9月時点では家電量販店の通販などで取り扱いがあります。
- 方式:メンブレン式
- 接続:2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)
- キー数:113キー(日本語配列)
- キーストローク:4mm
- 打鍵音:通常キー24.5dB/Enter・Shift 34.8dB(50cm離れた位置で測定、メーカー調べ)
- 本体サイズ:幅約430×奥行約128×高さ約22mm
- 重量:約420g(電池含まず)
- 価格の目安:約2,500〜3,000円(2026年9月時点)
測定条件の詳細はバッファロー公式サイトの製品ページに記載されています。
5位:ロジクール MX Mechanical(静かなタクタイルを選べるメカニカル)
静かなタクタイルを選べるメカニカル
- 価格の目安
- 約2.2万〜2.5万円(2026年9月時点)
- 方式
- 薄型メカニカル
- 接続
- Bluetooth/Logi Bolt USBレシーバー
- サイズ
- フルサイズ(テンキー付き)
- 連続使用
- 充電式、最長15日/バックライトオフで最長10ヵ月
薄型のメカニカルスイッチを採用したワイヤレスキーボードです。スイッチは「静かなタクタイル(茶軸)」「クリッキー(青軸)」「リニア(赤軸)」の3種類から選べます。静かさを重視するなら、メーカーが「静かな」と明記しているタクタイルを選ぶのがよいでしょう。反対に、クリッキーは音が出るタイプなので、静音目的には向きません。
MX Keys Sと同じく、手の接近を感知するバックライトと、3台までのデバイス切り替えに対応します。バッテリーはフル充電で最長15日、バックライトをオフにすると最長10ヵ月とされています。テンキーのない「MX Mechanical Mini」も用意されています。
- 方式:薄型メカニカル(静かなタクタイル/クリッキー/リニアから選択)
- 接続:Bluetooth/Logi Bolt USBレシーバー(最大3台を切り替え)
- サイズ:フルサイズ(テンキー付き)
- バッテリー:充電式(1500mAh)、最長15日/バックライトオフで最長10ヵ月(メーカー公表値)
- 本体サイズ:幅433.85×奥行131.55×高さ26.1mm
- 重量:828g
- 価格の目安:約2.2万〜2.5万円(2026年9月時点)
6位:東プレ REALFORCE R3S R3SA11(静電容量無接点の静音モデル)
静電容量無接点の静音モデル
- 価格の目安
- 約2.4万〜2.7万円(2026年9月時点)
- 方式
- 静電容量無接点方式(静音スイッチ)
- 接続
- 有線(USB、ケーブル長1.7m)
- サイズ
- フルサイズ(R3SA11)、テンキーレスもあり
- キー荷重
- 45g(R3SA11)。シリーズで30g・変荷重も選択可
日本製の静電容量無接点方式キーボード「REALFORCE」の有線モデルです。R3Sシリーズには静音スイッチを採用したモデルと標準スイッチのモデルがあり、R3SA11は日本語配列・フルサイズ・キー荷重45gの静音モデルです(販売店の表記による)。同じシリーズでも型番によって静音かどうかが異なるため、購入時は商品名に「静音」とあるかを確認してください。
キーのオンになる位置を0.8/1.5/2.2/3.0mmの4段階で変えられる「APC機能」を搭載し、専用ソフトウェアでキー配置の入れ替えもできます。スイッチ寿命は1億回以上とされています。キー荷重は45gのほか、より軽い30g、指によって重さが変わる変荷重も選べます。
- 方式:静電容量無接点方式(静音スイッチ)
- 接続:有線(USB、ケーブル長1.7m)
- サイズ:フルサイズ(R3SA11)、テンキーレスもあり
- キー荷重:45g(R3SA11)。シリーズで30g・変荷重も選択可
- キーストローク:4.0mm
- APC:0.8/1.5/2.2/3.0mmの4段階
- 価格の目安:約2.4万〜2.7万円(2026年9月時点)
7位:HHKB Professional HYBRID Type-S(静音性を高めたコンパクトモデル)
静音性を高めたコンパクトモデル
- 価格の目安
- 約3万〜3.7万円(2026年9月時点)
- 方式
- 静電容量無接点方式
- 接続
- Bluetooth(最大4台登録)/USB Type-C
- キー数
- 60キー(英語配列)/69キー(日本語配列)
- キーストロー
- 3.8mm、押下圧:45g
PFUのコンパクトキーボード「HHKB」の、静粛性を高めた「Type-S」です。静電容量無接点方式を採用し、キーストロークは3.8mm、押下圧は45gです。英語配列は60キー、日本語配列は69キーと、キーの数を絞ったコンパクトな配列が特徴です。
Bluetoothで最大4台を登録でき、USB Type-Cでの有線接続にも対応します。電源は単3形乾電池2本で、動作時間の目安は約3ヶ月。USB接続時は給電しながら使えます。英語配列では矢印キーをFnキーとの組み合わせで入力するなど、一般的なキーボードと配列が異なるため、慣れるまで時間がかかる場合があります。
- 方式:静電容量無接点方式
- 接続:Bluetooth(最大4台登録)/USB Type-C
- キー数:60キー(英語配列)/69キー(日本語配列)
- キーストローク:3.8mm、押下圧:45g
- 電源:単3形乾電池×2本(動作時間の目安 約3ヶ月)、USB給電も可
- 本体サイズ:幅294×奥行120×高さ40mm
- 重量:540g(英語配列)/550g(日本語配列)※電池含まず
- 価格の目安:約3万〜3.7万円(2026年9月時点)
配列ごとの違いはHHKB公式サイトの製品ページで確認できます。
ゲームにも使える静音キーボード
ゲーム用キーボードは音の大きいモデルが多いですが、ボイスチャットに打鍵音が入るのを避けたい方や、夜にプレイする方向けに、静音性をうたうモデルもあります。ゲーミングキーボード全体から選びたい方はゲーミングキーボードおすすめ10選も参考にしてください。
8位:東プレ REALFORCE GX1(静音スイッチとラピッドトリガー)
静音スイッチとラピッドトリガー
- 価格の目安
- 約3.3万円(2026年9月時点)
- 方式
- 静電容量無接点方式(静音スイッチ)
- 接続
- 有線(USB、ケーブル長1.6m)
- サイズ
- テンキーレス(日本語配列91キー/英語配列87キー)
- キー荷重
- 45g/30g、キーストローク:4.0mm
REALFORCEのゲーマー向けモデルです。照光に対応した静音スイッチを採用しており、メーカーは打鍵感はそのままに打鍵音を静かにし、マイクに打鍵音が乗りにくいと説明しています。
キーのオンになる位置を0.1〜3.0mmの間で0.1mm刻み・30段階に設定でき、押し込みと戻りに合わせてオン・オフの位置が動く「Dynamic Mode」(いわゆるラピッドトリガー)にも対応します。AキーとDキーの同時入力を無効にする「Kill Switch」機能も搭載。キー荷重は45gと30gから選べます。ラピッドトリガーの仕組みや注意点はラピッドトリガーのおすすめ設定で解説しています。
- 方式:静電容量無接点方式(静音スイッチ)
- 接続:有線(USB、ケーブル長1.6m)
- サイズ:テンキーレス(日本語配列91キー/英語配列87キー)
- キー荷重:45g/30g、キーストローク:4.0mm
- APC:0.1〜3.0mm(30段階)、Dynamic Mode対応
- 本体サイズ:幅365×奥行143.1×高さ38.2mm
- 重量:1.3kg
- 価格の目安:約3.3万円(2026年9月時点)
9位:ロジクール G213r(静かな音のメックドームキー)
静かな音のメックドームキー
- 価格の目安
- 約7,200〜7,900円(2026年9月時点)
- 方式
- メックドーム
- 接続
- 有線(USB 2.0、ケーブル長1.8m)
- サイズ
- フルサイズ(テンキー付き・パームレスト一体)
- キーストロー
- 4mm、作動力:50g
ロジクールのゲーミングブランド「Logicool G」の、手ごろな価格の有線キーボードです。「メックドーム」と呼ばれるキーを採用しており、メーカーは4mmのフルキーストローク、50gの作動力、静かな音を特徴に挙げています。
5つのゾーンに分かれたRGBライティングを搭載し、専用ソフトウェア「ロジクール G HUB」で細かな設定ができます。テンキー付きのフルサイズで、パームレストも一体になっています。1万円以下で、ゲームにも普段使いにも使える静かめのキーボードを探している方に向いています。安いゲーミングキーボードをさらに比べたい方は5000円前後のゲーミングキーボードもご覧ください。
- 方式:メックドーム
- 接続:有線(USB 2.0、ケーブル長1.8m)
- サイズ:フルサイズ(テンキー付き・パームレスト一体)
- キーストローク:4mm、作動力:50g
- ライティング:RGB(5ゾーン)
- 本体サイズ:幅452×奥行218×高さ33mm
- 重量:1,000g
- 価格の目安:約7,200〜7,900円(2026年9月時点)
9製品の比較表
| 製品 | 方式 | 接続 | テンキー | 価格の目安 |
|---|---|---|---|---|
| ロジクール K295 | メーカー独自の静音設計 | USBレシーバー | あり | 約3,500円 |
| ロジクール K950 | 薄型 | Bluetooth | あり | 約1.1万円 |
| ロジクール MX Keys S | 薄型(球状くぼみキー) | Bluetooth/Logi Bolt | あり | 約2.2万円 |
| バッファロー BSKBW328BK | メンブレン | USBレシーバー | あり | 約2,500〜3,000円 |
| ロジクール MX Mechanical | 薄型メカニカル | Bluetooth/Logi Bolt | あり | 約2.2万〜2.5万円 |
| REALFORCE R3S R3SA11 | 静電容量無接点 | 有線 | あり | 約2.4万〜2.7万円 |
| HHKB HYBRID Type-S | 静電容量無接点 | Bluetooth/USB | なし | 約3万〜3.7万円 |
| REALFORCE GX1 | 静電容量無接点 | 有線 | なし | 約3.3万円 |
| ロジクール G213r | メックドーム | 有線 | あり | 約7,200〜7,900円 |
※価格は2026年9月時点の公式ストア・大手販売店の表示をもとにした目安です。販売店や時期によって変わります。
今のキーボードを静かにする方法
買い替えの前に、今のキーボードで音を小さくする方法もあります。どれも数百円〜数千円で試せます。
O-リングを付ける(メカニカル向け)
O-リングは、キーキャップの裏側にはめるゴム製の輪です。キーを押し込んだときにキーキャップと本体の間でクッションになり、底打ち音を小さくします。キーキャップが外せるメカニカルキーボード向けの方法で、キーストロークがわずかに浅くなります。パンタグラフ式やメンブレン式には基本的に使えません。
吸音材を入れる(分解できるモデル向け)
本体内部の空間に吸音材(フォーム)を入れると、中で響く音を抑えられます。ただし、分解が必要なためメーカー保証の対象外になるおそれがあります。自作キーボードやカスタム前提のモデル以外では、無理に試さない方が安全です。
デスクマットやキーボードマットを敷く
キーボードの下にフェルトやゴム製のマットを敷くと、机に伝わる振動や響きを抑えられます。机が薄い、または中が空洞になっているときに試しやすい方法です。マウスパッド選びはゲーミングマウスパッドのおすすめで紹介しています。
打ち方を変える
キーを最後まで強く押し込まず、軽く押す打ち方を意識するだけでも、底打ち音を減らせます。
よくある質問
一番静かなキーボードの方式はどれですか?
一般的には、押し込みの浅いパンタグラフ式や、静音設計のメンブレン式が静かな傾向にあります。ただし同じ方式でも製品によって差があるため、「静音」の表記やメーカーの公表値を確認して選ぶのがおすすめです。
静音赤軸と普通の赤軸はどれくらい違いますか?
静音赤軸は、スイッチ内部に緩衝材を入れて底打ちや戻りの音を抑えたタイプです。どれくらい静かになるかはメーカーや製品によって異なり、共通の数値はありません。製品ごとの公表値や説明を確認してください。
メーカーのdB値は他社製品と比べられますか?
測定距離や測定したキー、環境がメーカーごとに異なるため、単純な比較はおすすめできません。同じメーカーの製品どうしで比べる目安として使うのが無難です。
静音キーボードはゲームに向いていませんか?
静音であることと、ゲームでの操作性は別の話です。REALFORCE GX1のように、静音スイッチとラピッドトリガーを両方備えたモデルもあります。ラピッドトリガー対応モデルをほかにも比べたい方は、ラピッドトリガー対応キーボードのおすすめも参考にしてください。
まとめ
静音キーボードは、方式とスイッチの種類でおおよその静かさが決まります。
- 安く静かにしたいなら、ロジクール K295やバッファロー BSKBW328BK
- 薄型で仕事に使いやすいものなら、ロジクール K950やMX Keys S
- 打ち心地も重視するなら、MX Mechanical(静かなタクタイル)、REALFORCE R3Sの静音モデル、HHKB Type-S
- ゲームにも使うなら、REALFORCE GX1やロジクール G213r
音の感じ方は環境や打ち方でも変わります。買い替えの前に、O-リングやデスクマットなどの対策を試してみるのもひとつの方法です。価格は変動するため、購入前に販売店のページで最新の価格と、静音モデルかどうかを確認してください。
反応しないキーや同時押しの数は、ブラウザで使えるキーボードテストで確認できます。
→ キーボードテスト|全キーの反応と同時押しを確認
キーが反応しない・打てないときは、原因別の直し方をまとめた記事から確認できます。
→ キーボードが反応しない・打てないときの直し方|原因別チェック
手首の角度が気になる場合は、キーボード用・マウス用のリストレストの選び方もあります。
→ リストレストおすすめ|キーボード用・マウス用の高さと素材の選び方
キーが重い・ゴミが気になるときは、種類別の掃除手順をまとめています。
→ キーボードの掃除方法|道具と手順、やってはいけないこと
打ちやすさが気になるときは、今の速さと正確率を測ってみてください。
→ タイピング速度測定|WPM・正確率をブラウザで計測
US配列にするか迷っている場合は、日本語配列との違いと後悔しやすい点をまとめた記事があります。
→ US配列キーボードは後悔する?日本語配列との違いと向き不向き
メカニカルキーボードの「うるさい・疲れる・高い」で後悔しないための選び方もまとめています。
→ メカニカルキーボードは後悔する?うるさい・疲れる・高いの本当のところ
ワイヤレスキーボードは、遅延・電池・接続切れの3点を知ってから選ぶと失敗しにくいです。
→ ワイヤレスキーボードのデメリット|遅延・電池・接続切れとメリットを整理


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