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「昨日まで印刷できていたのに、今日はプリンターが見つからない」「プリンターの一覧に出てくるのに、状態が『オフライン』のまま動かない」「新しく買ったプリンターが、家のWi-Fiに登録できない」。プリンターのつながらないトラブルは、本体が壊れているように見えて、実際は接続先の周波数帯の選び間違いや、パソコン側の設定が古いまま残っていることが原因の場合が多くあります。
先に結論を書きます。家庭用のプリンターの多くは2.4GHz帯のWi-Fiにつなぐ設計になっているため、まずルーターの2.4GHz帯のネットワーク名を選び直す。そのうえでパソコン側の「オフラインで使用する」の設定を外す。この2つで直るケースがいちばん多いです。ドライバの入れ直しや本体の初期化は、そのあとで構いません。
この記事では、Microsoft・キヤノン・NECが公開している手順をもとに、確認する順番を整理しました。画面の場所やメニュー名はWindows 11・Windows 10・Macで違うため、それぞれ分けて書いています。最後に、切り分けに使うUSBケーブルや、つなぎ直しがうまくいかないときの買い替え候補も紹介します。価格は2026年9月時点の目安です。
結論:まず2.4GHzにつなぎ直す
Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯(機種によっては6GHz帯)があり、ルーターはこれらを別々の電波として飛ばしています。スマホやパソコンは両方を使い分けられますが、家庭用のプリンターには2.4GHz帯にしかつながらない機種が今も多くあります。
実際、キヤノンのFAQには「無線LANルーター名/ネットワーク名は、周波数が5 GHzと2.4 GHzの場合で異なります。プリンターは2.4 GHzで接続するため、2.4 GHzの無線LANルーター名/ネットワーク名を確認して、プリンターの画面で選んでください」と書かれています。エプソンのEW-456Aも、公表されている無線LAN規格はIEEE802.11b/g/n(Wi-Fi 4)で、これは2.4GHz帯だけで使われる規格です。
一方で、新しい機種には5GHz帯に対応したものも出てきています。キヤノンのPIXUS TS3730は、公表仕様の無線LAN規格がIEEE802.11n/g/b/aで、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯(W52・W53・W56)の両方と記載されています。つまり「プリンターは2.4GHzだけ」と決めつけず、自分の機種の仕様を確認するのが正確なやり方です。ただし、どの機種でも2.4GHz帯には対応しているため、迷ったら2.4GHzを選ぶのが安全です。
症状別に、どこから読めばよいかを先にまとめました。
| 症状 | よくある原因 | 見るところ |
|---|---|---|
| プリンターの画面にネットワーク名が出てこない | 5GHz帯だけを見ている/電波が届いていない | 手順2 |
| 設定は終わったのに印刷できない | 一時的な不具合・印刷待ちの詰まり | 手順1・手順3 |
| 一覧にあるが「オフライン」と出る | オフラインで使用する設定が入っている | 手順3 |
| パソコンを買い替えてから使えない | ドライバが入っていない・古い | 手順4 |
| Wi-Fiでは動かないが原因が分からない | 本体の故障かネットワーク側かが不明 | 手順5 |
| しばらく使えていたのに突然できなくなった | プリンターのIPアドレスが変わった | それでも直らないとき |
手順1:プリンターとPCの電源を入れ直す
遠回りに見えますが、Microsoftのサポートページでも最初の手順として案内されているのが電源の入れ直しです。プリンターの電源を切り、30秒ほど待ってから入れ直します。このとき、ルーターも同じように電源を抜いて30秒ほど待ってから戻すと、電波の割り当てがやり直されます。
順番は「ルーター → プリンター → パソコン」です。ルーターが起動しきる前にプリンターを立ち上げると、接続先が見つからずエラーのまま止まってしまうことがあります。ルーターのランプが安定してから次に進んでください。
電源を入れ直したあとは、プリンター本体の画面か、本体のWi-Fiランプで接続状態を確かめます。ランプの意味は機種によって違うので、取扱説明書の表記に合わせて判断してください。
印刷待ちのデータが詰まっていないか見る
電源を入れ直しても動かないときは、印刷待ちのデータが残って止まっている場合があります。Windowsでは「スタート」から「設定」を開き、「Bluetoothとデバイス」の「プリンターとスキャナー」で対象のプリンターを選び、「印刷キューを開く」で確認できます。古いジョブが並んでいたら、すべてキャンセルしてから印刷し直します。
手順2:2.4GHzのSSIDにつなぐ
ここがいちばん引っかかりやすい部分です。ルーターは同じ場所から2.4GHz帯と5GHz帯の電波を出していて、それぞれにネットワーク名(SSID)が割り当てられています。機種によって名前の付け方は違うため、ルーター本体に貼られたラベルか、取扱説明書で「2.4GHz帯のネットワーク名」がどれなのかを確認してください。
確認できたら、プリンター本体の操作パネルから無線LAN設定に入り、その2.4GHz帯のネットワーク名を選んでパスワード(暗号化キー)を入力します。ラベルに書かれている暗号化キーは大文字と小文字が区別されるので、そのまま写し取ってください。
ネットワーク名が1つしか出てこないとき
ルーターによっては、2.4GHz帯と5GHz帯を1つのネットワーク名にまとめて、機器ごとに自動で振り分ける機能が入っています。NECのAterm WX5400T6の場合、この機能は「バンドステアリング機能」と呼ばれ、公式の機能ガイドには工場出荷状態では有効で、有効なときは「2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯とも5GHz帯の設定内容になります」と書かれています。
この状態だと、2.4GHz帯だけに対応したプリンターからは目的のネットワーク名が見つけにくくなります。対処は次のどちらかです。
- ルーターの設定画面でバンドステアリングやメッシュ機能をオフにして、周波数帯ごとにネットワーク名を分ける
- ルーターの設定画面で2.4GHz帯専用のネットワーク名を別に用意し、プリンターだけそちらにつなぐ
Atermの場合、この設定は「クイック設定Web」の「Wi-Fi(無線LAN)設定」から操作します。バッファローやTP-Linkなど他社の機種でも、設定画面の項目名は違いますが考え方は同じです。設定画面への入り方はルーターの説明書に載っています。
電波が届いているかも見る
プリンターは床の近くや棚の奥など、電波が弱い場所に置かれていることがよくあります。2.4GHz帯は5GHz帯より障害物に強い一方、電子レンジやコードレス電話と干渉しやすい帯域です。設定のときだけでもプリンターをルーターの近くに移動させると、登録が通ることがあります。置き場所や帯域の考え方はWi-Fiが遅いときに試すことでも整理しています。
手順3:オフライン表示を解除する
プリンターの一覧には出てくるのに「オフライン」と表示されて動かない場合、パソコン側の設定が原因のことがあります。Microsoftのサポートページでは、オフライン表示のときに次の順番で確認するよう案内されています。
Windows 11の場合
- 「スタート」→「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」を開く
- 使いたいプリンターを選び、「既定値に設定」を選ぶ
- 同じ画面で「印刷キューを開く」を選び、待機中のジョブがあれば「すべてキャンセル」する
- 検索ボックスに「サービス」と入力して開き、「印刷スプーラー」を右クリックして「再起動」を選ぶ
- それでも戻らない場合は、同じ画面でプリンターを「削除」してから「デバイスの追加」で入れ直す
Windows 10の場合
Windows 10では、既定のプリンターに設定したあとに「プリンターをオフラインで使用する」のチェックを外す操作が公式の手順として案内されています。プリンターの一覧から対象を開き、「プリンター」メニューの中にある同名の項目にチェックが入っていたら外してください。この設定が入っている間は、プリンターの電源が入っていても印刷は始まりません。
Macの場合
Macでは、アップルメニューから「システム設定」を開き、サイドバーの「プリンタとスキャナ」を選びます。一覧にプリンターが残っていない場合は「プリンタ、スキャナ、またはファクスの追加」をクリックし、表示された一覧からWi-Fiで接続したプリンターを選んで「追加」します。一覧に出てこないときは、IPアドレスを直接入力して追加する方法も用意されています。
手順4:ドライバを入れ直す
パソコンを買い替えた、Windowsを大きく更新した、プリンターを別の機種に替えた。こうしたあとにつながらなくなった場合は、プリンターを動かすためのソフト(ドライバ)が古いか、入っていない可能性があります。
Microsoftのサポートページでは、プリンターをいったん削除してから入れ直す流れと、製造元のWebサイトから最新のドライバをダウンロードしてインストールする流れが案内されています。手順は次のとおりです。
- 「設定」→「Bluetoothとデバイス」→「プリンターとスキャナー」で、対象のプリンターを削除する
- キヤノン・エプソン・ブラザーなど、メーカーの公式サイトで自分の型番を検索し、使っているOS向けのドライバをダウンロードする
- ダウンロードしたファイルを実行し、画面の案内どおりに進める
- インストールの途中で接続方法を聞かれたら、無線LAN(ネットワーク)を選ぶ
ドライバは検索結果に出てくる配布サイトではなく、メーカーの公式サイトからダウンロードしてください。また、Windowsが自動で入れる汎用のドライバでは、スキャンや両面印刷といった機能が使えないことがあります。
手順5:USBでつないで切り分ける
ここまで試しても直らないときは、「本体の不具合」なのか「ネットワーク側の問題」なのかを切り分けます。いちばん確実なのが、USBケーブルでパソコンと直接つなぐ方法です。
家庭用プリンターの多くは、本体側がUSB Type-B(四角い形)の端子です。パソコン側は長方形のUSB Type-A、またはType-C変換を使います。プリンターにはUSBケーブルが同梱されていない製品が多いので、手元にない場合は別途用意します。ケーブルの規格や端子の見分け方はUSBケーブルの選び方で解説しています。
USBでつないで印刷できた場合は、プリンター本体とドライバは正常に動いていて、Wi-Fi側に原因があると判断できます。逆にUSBでも印刷できないなら、ドライバの入れ直しか、本体側の点検・修理を検討する段階です。
USB接続で試すときは、パソコンのUSBポートに直接差してください。USBハブや延長ケーブルを経由すると、電力や信号が足りずに認識されないことがあります。ポートを変えて何回か試すのも有効です。
それでも直らないとき
プリンターのIPアドレスが変わっている
「設定は変えていないのに、ある日突然できなくなった」というケースで多いのがこれです。キヤノンのFAQでは、DHCP環境ではルーターの再起動などによってIPアドレスが変更され、ネットワーク印刷ができなくなる場合があると説明されています。パソコンは以前のIPアドレス宛てに印刷しようとするため、プリンターが応答せずオフライン扱いになります。
同FAQで案内されている対処は3つです。
- プリンターの現在のIPアドレスを確認し、パソコン側のポート設定を新しいアドレスに変更する
- プリンター本体でIPアドレスを手動の固定値に設定する。ほかの機器と重複しない番号を選ぶ
- ルーターの手動割り当て・固定割り当て機能を使い、再起動後もIPアドレスが変わらないようにしておく
3つ目がいちばん手間が少なく、後から再発しにくい方法です。設定画面の名称はメーカーによって「DHCP固定割当」「IPアドレス固定割り当て」などと違いがあります。
ルーターのネットワーク分離機能が働いている
ルーターには、つないだ機器どうしの通信を遮断する機能があります。NECのAtermでは「リモートワークWi-Fi(ネットワーク分離機能)」という名前で、公式の機能ガイドには、この機能を使ったSSIDに接続した機器からは同じネットワーク内の他の機器へのアクセスが制限され、インターネット側への接続だけができると書かれています。メーカーによっては「プライバシーセパレーター」「APアイソレーション」と呼ばれます。
この機能が入ったネットワーク名にパソコンかプリンターがつながっていると、どちらもインターネットは使えるのに、お互いを見つけられません。来客用のゲストネットワークは、この機能が最初から有効になっていることが多い部分です。パソコンとプリンターの両方を、同じ通常のネットワーク名につなぎ直してください。
中継機やメッシュ経由でつながっている
中継機やメッシュ機器を使っている家では、パソコンが親機、プリンターが中継機というように、別々の機器にぶら下がっていることがあります。多くの環境では同じネットワークとして扱われますが、機器の組み合わせによっては相手を見つけられないことがあります。切り分けとして、一度どちらも親機の近くで接続し直してみてください。スマート家電が同じ理由でつながらなくなるケースはスマートホーム機器がつながらないときの対処でも触れています。中継機とメッシュの違いはメッシュWi-Fiとは?で整理しています。
買い替え・買い足しで解決するもの
切り分けに使う道具と、つなぎ直しがうまくいかないときの買い替え候補をまとめます。スペックはメーカーの公表値、価格は2026年9月時点の目安です。
1位:エレコム U2C-BF20BK(USB接続での切り分け用ケーブル)
USB接続での切り分け用ケーブル
- 価格の目安
- 約650〜1700円(2026年9月時点)
- 端子
- USB Aタイプ オス – USB Bタイプ オス
- ケーブル長
- 2.0m(コネクター含む)
- 規格
- USB2.0規格 HI-SPEEDモード認証
- 特徴
- フェライトコア付き
手順5で使う、パソコンとプリンターを直接つなぐためのケーブルです。メーカーの製品ページでは、USB(Aタイプ)の端子を持つパソコンと、USB(Bタイプ)の端子を持つプリンターや外付けハードディスクを接続できるA-Bタイプのケーブルと説明されています。高周波ノイズを吸収するフェライトコアが付いた構造です。原因の切り分けだけでなく、Wi-Fiが不安定な家では有線で使い続ける選択肢もあります。
- 価格の目安:約650〜1700円(2026年9月時点)
- 端子:USB Aタイプ オス – USB Bタイプ オス
- ケーブル長:2.0m(コネクター含む)
- 規格:USB2.0規格 HI-SPEEDモード認証
- 特徴:フェライトコア付き
2位:バッファロー WSR-3000AX4P(2.4GHzと5GHzの両方に対応するWi-Fi 6ルーター)
2.4GHzと5GHzの両方に対応するW
- 価格の目安
- 約9300〜1万円(2026年9月時点)
- 無線規格
- IEEE802.11ax/11ac/11n/11a/11g/11b
- 最大速度
- 5GHz帯 2401Mbps/2.4GHz帯 573Mbps
- 有線ポート
- LAN×3、INTERNET×1(最大1Gbps)
- 接続
- 18台
ルーターが古く、設定画面が扱いにくい場合の買い替え候補です。メーカー公表値では、5GHz帯が最大2401Mbps、2.4GHz帯が最大573Mbpsで、有線LANポートは3つとINTERNETポートが1つ、いずれも最大1Gbpsです。推奨同時接続台数は18台と公表されています。2023年11月発売で、価格も手が届きやすい部類です。
- 価格の目安:約9300〜1万円(2026年9月時点)
- 無線規格:IEEE802.11ax(Wi-Fi 6)/11ac/11n/11a/11g/11b
- 最大速度:5GHz帯 2401Mbps(160MHz 2×2)/2.4GHz帯 573Mbps(40MHz 2×2)
- 有線ポート:LAN×3、INTERNET×1(最大1Gbps)
- 推奨同時接続台数:18台
- 発売:2023年11月
3位:NEC Aterm WX5400T6(周波数帯ごとの設定を細かく変えられるWi-Fi 6Eルーター)
周波数帯ごとの設定を細かく変えられるWi
- 価格の目安
- 約2万円(2026年9月時点)
- 無線規格
- Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax)
- 最大速度
- 6GHz帯 2402Mbps/5GHz帯 2402Mbps/2.4GHz帯 57
- 有線ポート
- 4ポート(100/1000Mbps)
- セキュリティ
- WPA/WPA2/WPA3
6GHz帯まで使えるモデルです。メーカー公表値では、6GHz帯2402Mbps+5GHz帯2402Mbps+2.4GHz帯574Mbpsに対応し、有線ポートは4つです。工場出荷状態ではバンドステアリング機能が有効で3つの帯域が同じ設定になりますが、クイック設定Webから周波数帯ごとの設定に入れるため、プリンター用に2.4GHz帯を分けて使いたい人に向きます。
- 価格の目安:約2万円(2026年9月時点)
- 無線規格:Wi-Fi 6E(IEEE802.11ax)
- 最大速度:6GHz帯 2402Mbps/5GHz帯 2402Mbps/2.4GHz帯 574Mbps
- 有線ポート:4ポート(100/1000Mbps)
- セキュリティ:WPA/WPA2/WPA3
- 発売日:2024年5月16日
4位:キヤノン PIXUS TS3730(5GHz帯にも対応するコンパクトな複合機)
5GHz帯にも対応するコンパクトな複合機
- 価格の目安
- 約7700〜8800円(2026年9月時点)
- 無線LAN
- IEEE802.11n/g/b/a
- インターフェ
- Hi-Speed USB
- インク
- BC-366/BC-365
- 液晶
- 1.5型セグメント モノクロ
プリンター本体を買い替える場合の、価格を抑えた候補です。メーカーの仕様ページでは、無線LAN規格がIEEE802.11n/g/b/a、周波数が2.4GHz帯(1〜13チャンネル)と5GHz帯(W52・W53・W56)と公表されています。5GHz帯にも対応しているため、ルーター側で帯域が1つにまとまっている家でもつなぎやすい構成です。コピーとスキャンにも対応します。
- 価格の目安:約7700〜8800円(2026年9月時点)
- 無線LAN:IEEE802.11n/g/b/a(2.4GHz帯・5GHz帯)
- インターフェース:Hi-Speed USB
- インク:BC-366/BC-365(大容量 BC-366XL/BC-365XL)
- 液晶:1.5型セグメント モノクロ
- 本体サイズ:約435×327×145mm(トレイ類・突起部を含まず)
- 質量:約4.0kg
5位:エプソン EW-456A(4色インクのA4カラー複合機)
4色インクのA4カラー複合機
- 価格の目安
- 約1万円(2026年9月時点)
- 無線LAN
- IEEE802.11b/g/n(Wi-Fi 4)
- 有線LAN
- 非搭載
- インターフェ
- Hi-Speed USB×1
- 給紙
- A4 最大100枚、ハガキ 最大30枚
エプソンの入門向けモデルです。メーカー公表の無線LAN規格はIEEE802.11b/g/n(Wi-Fi 4)で、2.4GHz帯で使う設計です。給紙はA4で最大100枚、ハガキで最大30枚まで対応します。この記事で扱った「2.4GHz帯のネットワーク名を選ぶ」考え方が、そのまま当てはまる機種です。
- 価格の目安:約1万円(2026年9月時点)
- 無線LAN:IEEE802.11b/g/n(Wi-Fi 4)
- 有線LAN:非搭載
- インターフェース:Hi-Speed USB×1
- 給紙:A4 最大100枚(75g/平方メートル)、ハガキ 最大30枚
- 本体サイズ:収納時 375×300×170mm
- 質量:約4.3kg
- 発売日:2024年2月16日
よくある質問
プリンターは5GHzのWi-Fiにつなげないのですか
機種によります。キヤノンのFAQには、プリンターは2.4GHzで接続するため2.4GHzのネットワーク名を選ぶよう案内されている機種がある一方、PIXUS TS3730のように仕様表で5GHz帯への対応が公表されている機種もあります。まず自分の型番の仕様を確認し、分からない場合は2.4GHz帯を選ぶと確実です。
「オフライン」と出ますが電源は入っています
パソコン側の設定が原因のことがあります。Windows 10では「プリンターをオフラインで使用する」にチェックが入っていると、電源が入っていても印刷が始まりません。チェックを外し、印刷待ちのデータをキャンセルしてから、印刷スプーラーを再起動してください。それでも戻らない場合は、プリンターを削除して追加し直します。
スマホからは印刷できるのに、パソコンからだけできません
プリンター本体とWi-Fiは正常につながっていて、パソコン側の設定に原因がある可能性が高い状態です。ドライバの入れ直しと、プリンターのIPアドレスが変わっていないかの確認から進めてください。パソコンがゲストネットワークにつながっている場合も、同じ症状が出ます。
設定を変えていないのに急に印刷できなくなりました
ルーターの再起動などでプリンターのIPアドレスが変わった可能性があります。プリンター本体でネットワーク設定を印刷するか操作パネルで確認し、現在のIPアドレスを調べてください。再発を防ぐには、ルーターの固定割り当て機能でプリンターのIPアドレスを変わらないようにしておく方法があります。
ルーターを買い替えたら使えなくなりました
ネットワーク名と暗号化キーが変わるため、プリンター側で登録し直す作業が要ります。新しいルーターの2.4GHz帯のネットワーク名を確認し、プリンターの操作パネルから設定し直してください。パソコン側もプリンターのIPアドレスが変わっているため、ポート設定の更新か、プリンターの削除と追加が要る場合があります。
まとめ
プリンターがWi-Fiにつながらないときは、本体の故障を疑う前に、接続先の周波数帯とパソコン側の設定を確かめるのが近道です。やることを順番に並べると次のようになります。
- 手順1:ルーター、プリンター、パソコンの順に電源を入れ直す。印刷待ちのデータも消す
- 手順2:ルーターの2.4GHz帯のネットワーク名を確認し、プリンター側で選び直す
- 手順3:オフライン表示を解除する。Windows 10は「プリンターをオフラインで使用する」のチェックを外す
- 手順4:メーカー公式サイトのドライバを入れ直す
- 手順5:USBでつなぎ、本体側かネットワーク側かを切り分ける
- それでも直らないとき:IPアドレスの固定、ネットワーク分離機能、ゲストネットワークを確認する
症状がくり返す場合は、ルーター側の設定で周波数帯を分けておくか、IPアドレスを固定しておくと再発しにくくなります。本体が古く、修理費用が買い替えに近い金額になるようであれば、5GHz帯にも対応した新しい機種に替えるのも一つの判断です。
手順やメニュー名は、Microsoftのサポートページ、キヤノンのFAQ、NEC Atermの機能ガイドの記載を参照しています。お使いの機種やOSのバージョンによって画面の表記が異なる場合があるため、最新の情報は各メーカーのページで確認してください。
インクが出ない・かすれるときは、ノズルチェックから切り分けます。
→ インクが出ない・かすれるときの対処|ノズル詰まりの直し方


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