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USBマイクやXLRマイクを買ったあと、意外と迷うのが「マイクをどこに置くか」です。付属の小さなスタンドのままだと口から遠くなり、キーボードの打鍵音や机の振動も拾いやすくなります。一方でマイクアームを買うと、耐荷重・ネジの規格・天板の厚さなど、確認すべき項目が一気に増えます。
この記事では、卓上スタンド・アーム・ブームの違いと、買う前に確認したい数値(耐荷重・ネジ規格・クランプの対応天板厚)を整理したうえで、国内で現在購入できる卓上マイクスタンドとマイクアームを紹介します。後半では取り付けの手順と配線のコツもまとめました。
なお、私たちは紹介する製品を実際に使ってはいません。製品情報はメーカー公表値と大手価格比較サイトの情報(2026年9月時点)をもとにしています。
結論:机が狭いならアーム、動かさないなら卓上
先に要点をまとめます。
- 机が狭い・マイクを使わないときは片付けたい人はマイクアームが向いています。マイクを机の上から浮かせられるので、キーボードやマウスの置き場所を圧迫しません
- マイクの位置をほとんど動かさない人は卓上スタンドで十分です。机に取り付ける作業がなく、価格も抑えやすいのが利点です
- アームを選ぶときは、「マイク+ショックマウントなどの付属品の合計重量」が耐荷重の範囲に入っているかを最初に確認します。重すぎても軽すぎても、アームが止まらずに動いてしまうことがあります
- 次にネジの規格(5/8インチ・3/8インチ・1/4インチ)と、クランプが対応する天板の厚さを確認します
- モニターの前を横切りたくない場合は、机の近くを低く通る「ロープロファイル型」のアームが候補になります
予算別の目安としては、卓上スタンドなら5,000〜8,000円前後、アームならサンワサプライのような5,000〜8,000円前後のモデルから、ElgatoやRØDEの1万5,000〜2万6,000円前後のモデルまで幅があります(2026年9月時点)。
種類の違い(卓上・アーム・ブーム)
マイクを支える道具は、大きく分けて3種類あります。名前が似ていて混同しやすいので、形と向いている使い方で整理します。
| 種類 | 形 | 向いている人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 卓上スタンド | 重りの台座に短い支柱が立つ | マイクの位置を固定して使う人・工具を使いたくない人 | 口元まで届きにくく、机の振動が伝わりやすい |
| マイクアーム | 机の端にクランプで固定し、関節で角度を変える | 机が狭い人・配信や通話で口元に寄せたい人 | 耐荷重とクランプの対応天板厚を確認する必要がある |
| ブームスタンド | 床に立てる三脚型の支柱から横に棒が伸びる | 楽器の録音・立って話す人 | 床に場所を取るため、PCデスク向きではない |
卓上スタンドの特徴
卓上スタンドは、金属の重い台座の上に短い支柱があり、そこにマイクを載せる形です。机に置くだけで使えるので、設置の手間がかかりません。ただし、マイクは机の上に置かれるため、口元との距離が遠くなりがちです。マイクと口の距離が離れると、声が小さく録れて周りの音の割合が増えます。卓上スタンドを使う場合は、キーボードの手前側に置けるか、高さを調整できるかを確認しておくと安心です。
また、台座が机に接しているので、キーボードを打つ振動や机をたたいた音が伝わりやすい点にも注意が必要です。滑り止めのパッドが付いたモデルや、後述のショックマウントを組み合わせると、振動の影響を抑えやすくなります。
マイクアームの特徴
マイクアームは、机の天板をクランプで挟んで固定し、2〜3か所の関節でマイクの位置を自由に動かせる道具です。「ブームアーム」とも呼ばれます。使わないときは画面の外へ逃がせるので、ゲームや作業のじゃまになりません。
アームには、バネが外に出ている昔ながらの形と、机の近くを低く通る「ロープロファイル型」があります。ロープロファイル型はモニターの下側を通してマイクを口元に寄せられるので、配信でカメラに映り込む量を減らしたい人に向いています。
ブームスタンドの特徴
ブームスタンドは、床に立てる三脚型のスタンドで、ボーカルや楽器の録音でよく使われます。床に場所を取るため、PCデスクで話す用途なら卓上スタンドかマイクアームのほうが扱いやすいでしょう。「マイクスタンド ブーム」で検索すると両方が出てくるので、床置きか机固定かを商品ページで確認してください。
選び方(耐荷重・ネジ規格・天板厚)
マイクスタンドやアームを選ぶときは、次の順番で確認すると失敗が減ります。
耐荷重:マイクと付属品の合計で考える
アームには「◯g〜◯kg」のように、支えられる重さの範囲が決められています。ここで見るべきなのは、マイク本体だけでなく、ショックマウントやポップフィルターなどを付けた合計の重さです。
注意したいのは、下限が決められているモデルもあることです。アームは中のバネで重さを打ち消す仕組みなので、軽すぎるマイクを付けると、バネの力が勝ってアームが上に戻ってしまうことがあります。たとえばElgatoのWave Mic Armはメーカー公表値で250〜1,000g(付属品込み)、RØDEのPSA1+は94g〜1.2kgのマイクに対応とされています。
マイクの重さは、メーカーの仕様表に「質量」「重量」として載っています。これから買うマイクが決まっていない場合は、コンデンサーマイクのおすすめ記事で候補を絞ってから、アームの耐荷重と照らし合わせるのが確実です。
ネジ規格:5/8インチと3/8インチの変換
マイクとスタンドをつなぐネジには、主に3つの規格があります。
- 5/8インチ:マイクスタンドで広く使われる規格。海外製のマイクやマイクホルダーに多い
- 3/8インチ:ヨーロッパ系の製品や一部のマイクで使われる規格
- 1/4インチ:カメラの三脚と同じ規格。Elgatoのアームはこの規格が基本
規格が違っても、「変換アダプター(変換ネジ)」を使えば取り付けられることが多いです。今回紹介するアームの多くは、変換アダプターが付属しています。ただし、太いネジから細いネジへ変換するタイプと、その逆のタイプがあるので、マイク側のネジ穴とスタンド側のネジの両方を確認してから選びましょう。
クランプの天板厚:机の厚さと形を測る
アームを机に固定するクランプには、挟める天板の厚さの範囲があります。多くのモデルは最大50〜60mm程度です。机の厚さをメジャーで測り、範囲に入っているかを確認します。
厚さだけでなく、天板の裏側に補強の枠や引き出しがないかも確認が必要です。クランプの下側が枠に当たると、正しく締められません。また、ガラスの天板や薄い化粧板の机は、締め付けで傷んだり割れたりするおそれがあるため、メーカーの説明を確認してから取り付けてください。
すでにモニターアームを付けている机では、同じ辺に並べるとクランプ同士やアーム同士がぶつかることがあります。取り付け位置の考え方は、モニターアームの取り付けでつまずく原因と対処もあわせて参考にしてください。
振動対策:ショックマウントの有無
ショックマウントは、ゴムひもや柔らかい素材でマイクを浮かせるように支え、机やアームから伝わる振動をやわらげる部品です。コンデンサーマイクは感度が高く、振動による「ゴトッ」という音を拾いやすいので、ショックマウントを組み合わせる人が多いです。
マイクによっては専用のショックマウントが付属していることもあります。付属していない場合は、アーム側のネジ規格に合うものを別に用意します。ショックマウントを足すと重さが増えるので、先ほどの耐荷重も計算し直してください。
配線のしやすさ
アームの外側にケーブルがぶら下がっていると、動かしたときに引っかかったり、配信の画面で目立ったりします。アームの内部やカバーの中にケーブルを通せる「ケーブルマネジメント」の機能があると、見た目が整います。
おすすめの卓上マイクスタンド
ここからは、国内で購入できる現行の製品を紹介します。まずは机に置くだけで使える卓上スタンドです。価格は2026年9月時点の目安で、販売店によって変わります。
1位:FIFINE BS1(高さを変えられる金属製の卓上スタンド)
高さを変えられる金属製の卓上スタンド
- 価格の目安
- 約5,000円前後
- 種類
- 卓上スタンド
- 高さ
- 約14〜21cm(調整可能)
- 台座
- 金属製・直径約13cm・滑り止めパッド付き
- ネジ
- 3/8インチ(5/8インチ変換アダプター付属)
FIFINE BS1は、金属製の台座に伸縮する支柱を組み合わせた卓上マイクスタンドです。メーカー公表値では、高さを約14〜21cmの範囲で調整でき、ノブを回して固定する仕組みです。台座の直径は約13cmで、裏には滑り止めのパッドが4つ付いています。
ネジは3/8インチで、5/8インチへの変換アダプターが付属します。メーカーはShure MV7やBlue Yeti、RØDEのマイクなどとの組み合わせを例に挙げています。本体の重さは約535gで、スペック上は重めのマイクを載せても倒れにくい作りです。卓上スタンドの中で高さを変えられる点は、キーボードの高さに合わせて口元へ寄せたい人にとって使いやすい要素です。
- 種類:卓上スタンド
- 高さ:約14〜21cm(調整可能)
- 台座:金属製・直径約13cm・滑り止めパッド付き
- ネジ:3/8インチ(5/8インチ変換アダプター付属)
- 本体重量:約535g
- 価格の目安:約5,000円前後
2位:K&M 232B(重い台座で安定させる定番の卓上スタンド)
重い台座で安定させる定番の卓上スタンド
- 価格の目安
- 約8,000円前後
- 種類
- 卓上スタンド
- ネジ
- 3/8インチ
- 重量
- 約1.34kg
K&M(König & Meyer)はドイツの楽器スタンドメーカーで、232Bはその卓上マイクスタンドです。販売店の商品情報では、ネジは3/8インチ、重さは約1.34kgとされています。重さのある台座で支える形なので、マイクを載せたときの安定感を重視する人に向いた構成です。
ネジが3/8インチのため、5/8インチのマイクホルダーを使う場合は変換アダプターが必要になることがあります。購入前にマイク側のネジ規格を確認してください。高さを調整する機構の有無は販売店によって説明が異なるため、商品ページで最新の情報を確認することをおすすめします。
- 種類:卓上スタンド
- ネジ:3/8インチ
- 重量:約1.34kg
- 価格の目安:約8,000円前後
おすすめのマイクアーム
続いて、机に固定するマイクアームです。モニターの前をすっきりさせたい人向けのロープロファイル型から、手頃な価格のモデルまで順に紹介します。
3位:Elgato Wave Mic Arm LP(モニターの下を通るロープロファイル型)
高い位置にも伸ばせる多関節アーム
- 価格の目安
- 約1万7,500円前後(メーカー直販価格)
- 種類
- マイクアーム
- 耐荷重
- 250〜1,000g(付属品込み)
- 到達距離
- 水平78cm/垂直75cm(延長スタンドなし)
- クランプ
- 最大60mmの天板に対応
モニターの下を通るロープロファイル型
- 価格の目安
- 約1万6,000円前後(メーカー直販価格15,680円)
- 種類
- マイクアーム(ロープロファイル型)
- 耐荷重
- 最大2,000g(付属品込み)
- 全長(水平時
- 740mm/垂直方向:550mm
- 下アームと机
- 70mm
Elgato Wave Mic Arm LPは、机の近くを低く通るロープロファイル型のマイクアームです。メーカー公表値では、下側のアームと机の間隔は70mmで、肩より下の位置に収まるため視界を遮りにくい設計とされています。
耐荷重はマイクと付属品を含めて最大2,000g。水平にしたときの全長は740mm、垂直方向の可動範囲は550mmです。回転はベースと関節で水平360°、上向き90°・下向き60°に対応します。クランプは最大60mmの天板まで調整可能です。
ネジは1/4インチが基本で、1/4→3/8インチと1/4→5/8インチの変換アダプターが1つずつ付属します。アームの上部には磁石で開け閉めするケーブル用のカバーがあり、ケーブルを中に収められます。
- 種類:マイクアーム(ロープロファイル型)
- 耐荷重:最大2,000g(付属品込み)
- 全長(水平時):740mm/垂直方向:550mm
- 下アームと机の間隔:70mm
- クランプ:最大60mmの天板に対応
- ネジ:1/4インチ(3/8・5/8インチ変換アダプター付属)
- 価格の目安:約1万6,000円前後(メーカー直販価格15,680円)
詳しい仕様はElgato公式サイトの製品ページで確認できます。
4位:Elgato Wave Mic Arm(高い位置にも伸ばせる多関節アーム)
Elgato Wave Mic Armは、同じElgatoのマイクアームのうち、上方向にも大きく伸ばせるタイプです。メーカー公表値では、水平方向の到達距離は78cm、垂直方向は75cm(延長スタンドなし)です。15cmの延長スタンドが付属し、支柱を高くすることもできます。
対応する重さは250〜1,000g(付属品込み)で、260gのカウンターウェイトで調整する仕組みです。下限があるので、非常に軽いマイクを付ける場合は重さを確認してください。クランプは最大60mmの天板に対応し、天板に当たる部分には保護パッドが付いています。ネジは1/4インチが基本で、3/8インチと5/8インチの変換アダプターが付属します。ケーブルを収める溝も備えています。
- 種類:マイクアーム
- 耐荷重:250〜1,000g(付属品込み)
- 到達距離:水平78cm/垂直75cm(延長スタンドなし)
- クランプ:最大60mmの天板に対応
- ネジ:1/4インチ(3/8・5/8インチ変換アダプター付属)
- 付属品:15cm延長スタンド、260gカウンターウェイト
- 価格の目安:約1万7,500円前後(メーカー直販価格)
5位:RØDE PSA1+(放送・配信向けの定番スタジオアーム)
放送・配信向けの定番スタジオアーム
- 価格の目安
- 約2万6,000円前後(カラーにより異なる)
- 種類
- マイクアーム
- 重量
- 94g〜1.2kg
- 回転
- 360°
- 固定方法
- デスククランプ、ねじ込み式デスクマウント(両方付属)
RØDE PSA1+は、オーストラリアのマイクメーカーRØDEのスタジオ用マイクアームです。メーカーによると、標準的なネジを持つマイクやショックマウントのうち、重さ94g〜1.2kgのものに対応します。対応する重さの下限が低いので、軽めのUSBマイクから重めのコンデンサーマイクまで幅広く合わせやすい設計です。
回転は360°に対応し、机に穴を開けて固定するねじ込み式のデスクマウントと、クッション付きのデスククランプの両方が付属します。USBケーブルとXLRケーブルをまとめる機能も備えています。カラーはブラック・ホワイトのほか、レッドやブルーなど複数から選べます。
クランプが対応する天板の厚さや到達距離は、メーカーの日本語ページでは数値が確認できなかったため、購入前に販売店の商品ページで確認してください。
- 種類:マイクアーム
- 対応するマイクの重さ:94g〜1.2kg
- 回転:360°
- 固定方法:デスククランプ、ねじ込み式デスクマウント(両方付属)
- ケーブル:USB・XLRケーブルをまとめる機能あり
- 価格の目安:約2万6,000円前後(カラーにより異なる)
製品の詳細はRØDE公式サイトに掲載されています。
6位:サンワサプライ 100-MCST001(耐荷重2kgの手頃なロープロファイル型)
耐荷重2kgの手頃なロープロファイル型
- 価格の目安
- 約7,500円前後
- 種類
- マイクアーム(ロープロファイル型)
- 耐荷重
- 2kg
- サイズ
- W70×D483〜755×H144〜706mm
- 固定方法
- クランプ、グロメット
サンワサプライの100-MCST001は、机の近くを低く通る形のマイクアームです。メーカー直販サイトの仕様では、耐荷重は2kg、サイズはW70×D483〜755×H144〜706mmです。
固定方法はクランプとグロメット(天板の穴を使う固定)の2通りで、クランプは天板厚10〜55mm、グロメットは10〜40mmに対応します。ネジは5/8インチ・3/8インチ・1/4インチに対応し、変換アダプターが付属します。カウンターウェイトや傷防止のシートも同梱されています。Elgatoのロープロファイル型より価格を抑えながら、同じ考え方の形を選びたい人の候補になります。
- 種類:マイクアーム(ロープロファイル型)
- 耐荷重:2kg
- サイズ:W70×D483〜755×H144〜706mm
- 固定方法:クランプ(天板厚10〜55mm)、グロメット(10〜40mm)
- ネジ:5/8・3/8・1/4インチに対応
- 本体重量:1.6kg
- 価格の目安:約7,500円前後
仕様はサンワダイレクトの製品ページで確認できます。
7位:サンワサプライ 100-MCST002(5,000円前後で始められるアーム)
5,000円前後で始められるアーム
- 価格の目安
- 約5,000円前後
- 種類
- マイクアーム
- 耐荷重
- 0.2〜1kg
- サイズ
- W60×D359×H890mm
- 固定方法
- クランプ(10〜55mm)、グリップ(10〜40mm)
100-MCST002は、サンワサプライのマイクアームのうち、価格を抑えたモデルです。メーカー直販サイトの仕様では、耐荷重は0.2〜1kg、サイズはW60×D359×H890mm、重さは1.6kgです。
クランプとグリップ(天板の穴を使う固定)の2通りで取り付けられ、クランプは10〜55mm、グリップは10〜40mmに対応します。ネジは5/8インチ・3/8インチ・1/4インチに対応します。耐荷重の上限が1kgなので、重いマイクにショックマウントを足す場合は合計重量を確認してください。まずはアームを試してみたい人や、軽めのUSBマイクを使う人に向いた構成です。
- 種類:マイクアーム
- 耐荷重:0.2〜1kg
- サイズ:W60×D359×H890mm
- 固定方法:クランプ(10〜55mm)、グリップ(10〜40mm)
- ネジ:5/8・3/8・1/4インチに対応
- 本体重量:1.6kg
- 価格の目安:約5,000円前後
8位:FIFINE BM88(ケーブルを内部に通せるロープロファイル型)
ケーブルを内部に通せるロープロファイル型
- 価格の目安
- 約7,000〜1万円前後
- 種類
- マイクアーム(ロープロファイル型)
- 到達距離
- 水平約71cm
- 机からの高さ
- 約7cm
- クランプ
- 天板厚約2〜6cm(奥行き約5cm以上)
FIFINE BM88は、全金属製のロープロファイル型マイクアームです。メーカー公表値では、各アームは最大約29cm(11.5インチ)まで伸び、水平方向の到達距離は合計約71cm(27.8インチ)です。机の上から約7cm(2.8インチ)の位置を通るので、モニターの下に収めやすい形です。
クランプは厚さ約2〜6cm(0.8〜2.4インチ)の天板に対応し、天板の奥行きは約5cm(2インチ)以上が必要とされています。ネジは1/4・3/8・5/8インチに対応するアダプターが付属します。アームの内部にケーブルを通す溝があり、スライドするパネルでケーブルを押さえられます。耐荷重はメーカーの製品ページで数値が確認できなかったため、重いマイクを付ける場合は販売店の情報も確認してください。
- 種類:マイクアーム(ロープロファイル型)
- 到達距離:水平約71cm
- 机からの高さ:約7cm
- クランプ:天板厚約2〜6cm(奥行き約5cm以上)
- ネジ:1/4・3/8・5/8インチ(アダプター付属)
- ケーブル:内部の溝に収納可能
- 価格の目安:約7,000〜1万円前後
取り付けと配線のコツ
マイクアームは、取り付けの順番を守ると作業がスムーズです。ここでは一般的なクランプ式アームの流れを紹介します。実際の作業は、各製品の説明書を優先してください。
手順1:取り付け位置を決める
利き手と反対側に付けると、マウス操作とぶつかりにくくなります。モニターアームがある場合は、モニターの支柱と同じ辺に並べず、机の左右どちらかの端に寄せると干渉を避けやすくなります。アームを伸ばしたときに壁や棚に当たらないかも確認しておきましょう。
手順2:クランプを天板に固定する
天板の厚さに合わせてクランプを締めます。締めすぎると天板が傷むことがあるので、付属の保護パッドやシートがあれば挟んでおきます。固定したら、クランプを手で軽く揺らして、ぐらつきがないか確かめます。
手順3:アームを差し込み、マイクを取り付ける
アームを支柱に差し込み、マイクのネジ規格に合わせて変換アダプターを付けます。ショックマウントを使う場合は、先にショックマウントをアームに付けてから、マイクを収めると作業しやすくなります。マイクを付ける前はアームが跳ね上がることがあるので、手で押さえながら作業してください。
手順4:張力を調整する
マイクを付けた状態で、アームが好きな位置で止まるかを確認します。下がってくる場合や上に戻る場合は、張力の調整ネジやカウンターウェイトで調整します。調整機能がない製品では、耐荷重の範囲から外れていないかを見直します。
手順5:ケーブルをまとめる
ケーブルはアームの関節部分に少し余裕を残してから、溝やカバー、面ファスナーで固定します。余裕がないと、アームを伸ばしたときにケーブルが引っ張られ、端子に負担がかかります。机の下に流すケーブルは、椅子のキャスターに巻き込まれない位置を通しましょう。
取り付けが終わったら、声がきちんと入っているかを確認します。ブラウザで録音と再生ができるマイクテストツールを使うと、口元との距離を変えたときの音量の違いを確かめやすくなります。
よくある質問
USBマイクでもマイクアームは使えますか?
使えます。マイクの底やホルダーにネジ穴があれば、変換アダプターを介して取り付けられることが多いです。ただし、軽いUSBマイクは耐荷重の下限を下回る場合があるので、アームの対応重量を確認してください。
ネジが合わないときはどうすればいいですか?
5/8インチと3/8インチ、1/4インチの変換アダプターを使います。多くのアームには変換アダプターが付属していますが、付属していない場合は別売りのものを用意します。オスとメスの向きを間違えやすいので、マイク側とスタンド側のネジを確認してから購入してください。
アームが勝手に下がってくるのはなぜですか?
マイクと付属品の合計が耐荷重の上限に近い、または張力の調整が合っていないことが主な原因です。張力の調整ネジを締めるか、軽いショックマウントに替えるなどして合計重量を減らすと改善することがあります。
天板が厚すぎてクランプが付きません
対応する天板厚の範囲が広いモデルを選ぶか、天板に穴がある場合はグロメット式の固定方法が使えるモデルを検討してください。机の裏に補強の枠がある場合は、枠を避けた位置に付けられないかも確認しましょう。
まとめ
マイクスタンドは、机の広さとマイクを動かす頻度で選ぶのが基本です。
- 机が狭い・使わないときは片付けたい人はマイクアーム
- 位置を固定して使う・設置の手間を減らしたい人は卓上スタンド
- アームは耐荷重(マイク+付属品の合計)→ネジ規格→クランプの対応天板厚の順に確認する
- モニターの前をすっきりさせたいなら、Elgato Wave Mic Arm LPやサンワサプライ 100-MCST001のようなロープロファイル型が候補
- 取り付け後は張力を調整し、ケーブルに余裕を持たせてまとめる
マイク選びから始める場合は、コンデンサーマイクのおすすめで重さや接続方法を確認してから、この記事の選び方でスタンドを選ぶと組み合わせで迷いにくくなります。価格や仕様は変わることがあるので、購入前にメーカーや販売店のページで最新の情報を確認してください。
Web会議の機材を最小構成からそろえる手順もまとめました。
→ Web会議の機材そろえ方|カメラ・マイク・照明の最小構成


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