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「ワイヤレスイヤホンで動画を見ると、口の動きと声がずれる」「ゲームの効果音がワンテンポ遅れて聞こえる」「音ゲーでタイミングが合わない」。Bluetoothでつないだイヤホンの音の遅れは、故障ではなく、無線で音を送る仕組みそのものから生まれるものです。
先に結論を書きます。動画やアニメ、映画を見ているときの音ズレは、再生アプリや機器の側で自動的に合わせ直される仕組みがあるため、アプリを変えるだけで解消することがあります。一方、ゲームの操作音や音ゲーの遅れは、自動補正では直りません。接続方式を2.4GHzの専用ドングルか有線に変えるのが確実な対処です。
この記事では、遅れが起きる理由を説明したうえで、確かめる順番と対処を3つの手順に分けて紹介します。最後に、遅れにくい接続方式に対応した製品を4つ取り上げます。価格は2026年9月時点の目安です。用語から確認したい方はワイヤレスイヤホンの用語と選び方もあわせてご覧ください。
結論:動画なら補正が効く。ゲームは接続方式を変える
同じイヤホンでも、「動画は問題ないのにゲームだけずれる」ということがよくあります。これは動画とゲームで、音の遅れに対する扱い方が違うためです。
| 使う場面 | 遅れの感じ方 | 有効な対処 |
|---|---|---|
| 動画・映画・アニメの再生 | 口の動きと声がずれる。アプリによって程度が違う | 別のアプリで再生する/アプリと本体を更新する |
| 音楽を聴くだけ | 気づきにくい(映像と比べる相手がないため) | 基本的に対処不要 |
| リズムゲーム・音ゲー | 判定がずれる。ゲーム内の調整で補える場合がある | ゲーム内のタイミング調整、または有線に変える |
| FPSなどの対戦ゲーム | 銃声や足音が遅れて聞こえる | 2.4GHzのドングル接続か有線に変える |
| ビデオ通話・ボイスチャット | 会話がかぶりやすくなる | 接続方式を変える。有線マイクを併用する |
まずやることを3つに整理すると、次のとおりです。
- 手順1:別のアプリや別の機器で同じ動画を再生し、そこでもずれるかを確かめる
- 手順2:イヤホンに低遅延のモードやゲーム用のモードがあれば、それを使う
- 手順3:2.4GHzのドングル接続、または有線に切り替える
この順に進めれば、買い替えが本当に必要かどうかも判断できます。以下で、それぞれを詳しく見ていきます。
なぜ音が遅れるのか
有線のイヤホンは、電気信号をそのままケーブルで送ります。一方でBluetoothは、音のデータをいったん圧縮して電波で飛ばし、イヤホン側で元に戻してから鳴らします。この「圧縮する・送る・戻す」の一連の処理に時間がかかり、その分だけ音が遅れて耳に届きます。
コーデックによって処理の時間が変わる
音を圧縮する方式は「コーデック」と呼ばれます。Androidの開発者向けオプションの公式説明では、BluetoothオーディオのコーデックとしてSBC、AAC、aptX、aptX HD、LDACが挙げられており、端末側で選べる場合があると案内されています。どのコーデックで接続されるかは、スマホやPCとイヤホンの両方が対応しているものの中から自動的に決まります。
コーデックごとの遅延時間をメーカーが数値で公表している例は多くありません。そのため「このコーデックなら何ミリ秒」と言い切ることはできませんが、音質を高める方向に振った方式ほどデータ量が増え、処理にも時間がかかりやすい、という関係は押さえておくとよいでしょう。コーデックの種類と特徴はワイヤレスイヤホンの用語と選び方で整理しています。
音を途切れさせないための「ため込み」も遅れの原因
もうひとつの要因が、機器の中で音のデータを一時的にためておく仕組みです。Androidのオープンソースプロジェクトの技術文書では、音の遅れに影響するものとして「アプリの処理」「経路上のバッファの数」「バッファひとつあたりの大きさ」「後段の処理の遅れ」が挙げられています。同じ文書では、バッファを増やすのは音の途切れやノイズを防ぐための対策であり、その結果として遅れが増えるという副作用がある、とも説明されています。
つまり、電波が不安定な場所ほど音を途切れさせないためにためる量が増え、遅れも大きくなりやすいということです。人が多い場所やWi-Fiルーターのすぐそばで音ズレが目立つ場合は、この影響が考えられます。
動画では「映像を待たせて」合わせている
ここが、動画とゲームで感じ方が分かれる理由です。動画の再生では、音と映像の両方があらかじめ手元にあります。そのため再生側は、イヤホンに音が届くまでの時間だけ映像の表示を遅らせることで、口の動きと声を合わせられます。この調整が効くアプリなら、Bluetoothでも口元と声がそろいます。
一方、ゲームの音は「ボタンを押した瞬間に鳴る音」です。これから何が鳴るかは押してみるまで分からないため、先回りして映像を待たせることができません。銃を撃った手応えと発砲音がずれる、ジャンプの効果音が後から追いかけてくる、という形で遅れがそのまま出てしまいます。ゲームの反応の遅れ全般についてはゲームがラグいときの直し方で、回線や機材の面からもまとめています。
手順1:アプリを変えて確かめる
最初に切り分けるのは、「イヤホンの問題か、アプリの問題か」です。同じ動画を、別のアプリや別の機器で再生してみてください。
- 動画アプリで再生 → ずれる/ずれない
- ブラウザで同じ動画を再生 → ずれる/ずれない
- 別のスマホやPCで同じイヤホンを使う → ずれる/ずれない
- 同じ機器に別のイヤホンをつなぐ → ずれる/ずれない
結果の読み取り方は次のとおりです。
| 確かめた結果 | 考えられること |
|---|---|
| 特定のアプリだけずれる | そのアプリの音と映像を合わせる処理が働いていない。アプリの更新や再インストールを試す |
| どのアプリでもずれるが、別のイヤホンなら合う | イヤホン側の遅れが大きい。低遅延モードや接続方式の見直しへ |
| どのイヤホンでもずれる | 機器側の設定や状態。本体の更新、Bluetoothの接続し直しを試す |
| ゲームだけずれる | 仕組み上の遅れ。ゲーム内のタイミング調整か接続方式の変更へ |
アプリの更新で直る例は少なくありません。動画アプリ、ブラウザ、スマホやPCの本体のソフトウェアを最新の状態にしておきましょう。音ゲーで判定がずれる場合は、ゲーム内に「タイミング調整」「オフセット」といった設定があるかを確認してください。判定のずれを数値で補正できるゲームなら、ワイヤレスのままでも遊びやすくなります。ただし、遅れの大きさは接続状況で変わるため、日によって合わなくなることもあります。
手順2:低遅延モードを使う
ゲーム向けのイヤホンには、遅れを抑えるためのモードが用意されていることがあります。呼び方はメーカーによって「ゲーミングモード」「低遅延モード」などさまざまで、専用アプリから切り替えるものと、イヤホン本体の操作で切り替えるものがあります。
確認する場所は、主に次の3つです。
- メーカーの専用アプリ:モードの切り替え、イコライザー、ファームウェアの更新をまとめて行えることが多い
- イヤホン本体の操作:タッチ部分の長押しや複数回のタップでモードが変わる製品がある。取扱説明書で操作方法を確認する
- ゲーム機やPC側の設定:出力先が意図したイヤホンになっているかを見る
低遅延モードは、遅れを減らす代わりに音質や接続の安定性が控えめになることがあります。動画や音楽を聴くときは通常のモードに戻す、という使い分けが現実的です。
あわせて、ファームウェアの更新も確認しておきましょう。更新中に接続が切れると失敗することがあるため、イヤホンと機器を近づけ、電池を十分に残した状態で行ってください。
なお、Bluetoothの接続自体が不安定な場合は、モードを変えても改善しません。Microsoftのサポートページでは、Windowsでの対処として「Bluetooth デバイスを削除してから、もう一度追加します」という手順が案内されています。同じページでは、古いドライバーや互換性のないドライバーが接続の問題の原因になりやすいこと、シールドされていないUSB機器がBluetooth接続を妨げる場合があることにも触れられています。デスクトップPCで音が途切れがちなときは、USB 3.0の端子に挿した機器やハブから距離を取ると改善することがあります。詳しい手順はMicrosoftのサポートページにまとまっています。
手順3:接続方式を見直す
ここまでで直らない場合、残る手は接続方式の変更です。選択肢は大きく3つあります。
2.4GHzの専用ドングルでつなぐ
ゲーミングイヤホンの多くは、小さなUSBの送受信機(ドングル)を機器に挿してつなぐ方式に対応しています。Bluetoothとは別の通信を使い、ゲーム向けに遅れを抑える作りになっているのが特徴です。メーカーごとに「HyperSpeed」「SpeedNova」などの名前が付いています。
SteelSeriesは公式サイトで、同社の完全ワイヤレスイヤホンの2.4GHz接続について「Bluetoothより最大7倍速い」と説明しています。finalは、付属のUSBトランシーバーで接続したときの遅れを「20ms以下」と公表しています。数値を出しているメーカーは多くありませんが、数値が公表されていない製品でも、2.4GHzのドングルに対応しているかどうかが目安になります。
注意点は、ドングルを挿す端子が必要になることです。USB-Cのドングルであれば、PCのほかSwitchのドックやスマホにも挿せる場合があります。使いたい機器に挿せる形かどうかを、購入前に確認してください。
有線に戻す
いちばん確実なのは有線です。ケーブルで直接つなぐため、圧縮も電波のやり取りも発生しません。3.5mmのプラグならゲーム機のコントローラーやスマホに挿せますし、USB-Cのモデルなら充電端子しかない機器でも使えます。
有線の弱点は取り回しです。ケーブルが机やコントローラーに引っかかる、寝転がって使いにくい、といった不便はあります。とはいえ、対戦ゲームや音ゲーのときだけ有線に差し替える、という使い分けなら負担は小さく済みます。
接続する機器の側を見直す
使っている機器によっては、そもそもBluetoothのイヤホンをそのまま使えないことがあります。ゲーム機では、コントローラーのイヤホン端子に有線でつなぐか、対応するUSBドングルを使う方式が基本です。手持ちのイヤホンをゲーム機で使いたい場合は、その機器で使える接続方式を先に確認しておくと遠回りを避けられます。
PCの場合は、出力先が正しく選ばれているかも見ておきましょう。Microsoftのサポートページでは、「スタート」>「設定」>「サウンド」を開き、「出力」で使っているオーディオデバイスを選ぶ方法が案内されています。同じページでは、そのデバイスの「詳細設定」でオーディオ拡張機能をオフにする方法や、「既定の形式」を変更して試す方法も紹介されています。音の加工を行う機能が入っていると、その処理の分だけ遅れが増えることがあるため、切って比べてみる価値はあります。
それでも気になる場合
手順を試しても遅れが残るときは、次の点を確認してください。
- 電波の混み具合:Bluetoothも2.4GHzのドングルも、Wi-Fiや電子レンジと同じ周波数帯を使います。ルーターから離す、混雑した場所を避けるだけで安定することがあります
- 間に障害物がないか:体や机、カバンを挟むと電波が弱まります。スマホをポケットに入れた状態で音が途切れる場合は、位置を変えて比べてみてください
- 接続している機器の数:マルチポイントで2台に同時接続していると、処理が増えて遅れや途切れにつながることがあります。使わない機器の接続は切っておきましょう
- 電池の残量:残量が少ないと動作が変わる製品があります。充電してから比べ直してください
- 片側だけ症状が出ていないか:左右で聞こえ方が違う場合は、遅れとは別の問題かもしれません。イヤホン・ヘッドホンの片方が聞こえないときの直し方もあわせて確認してください
ここまで試して改善しないなら、そのイヤホンは遅れが大きい設計だと考えるのが現実的です。音楽や動画用と割り切って使い、ゲーム用には接続方式の違う製品を用意する、という分け方が無理のない解決になります。
遅れにくい機種
ここからは、遅れを抑えやすい接続方式の製品を4つ紹介します。有線のUSB-Cが1つ、2.4GHzのドングルに対応したワイヤレスが3つです。いずれもメーカー公表値と価格.comの掲載情報をもとにまとめています。より多くの選択肢を比べたい方はゲーミングイヤホンおすすめもご覧ください。
| 製品 | 接続 | 遅れに関する公表 | 価格の目安 |
|---|---|---|---|
| HyperX Cloud Earbuds III S | USB-C(有線) | 有線接続のため無線による遅れなし | 約6,500円 |
| Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed | 2.4GHz+Bluetooth 5.3 | 数値の公表なし(2.4GHz対応) | 約1.4万円 |
| final VR3000 Wireless for Gaming+ | USBトランシーバー+Bluetooth 5.2 | 20ms以下(トランシーバー接続時) | 約1.6万円 |
| SteelSeries Arctis GameBuds | 2.4GHz+Bluetooth 5.3 | 2.4GHzはBluetoothより最大7倍速いと説明 | 約2.2万円 |
1位:HyperX Cloud Earbuds III S(USB-C接続で無線の遅れが出ない)
USB-C接続で無線の遅れが出ない
- 価格の目安
- 約6,500円(2026年9月時点・価格.com最安値)
- 接続
- USB-C(有線・USB-A変換の延長ケーブル付属)
- ドライバー
- 14mm
- マイク
- 全指向性MEMSマイク(ノイズリダクション機能付き)
- 対応
- PC、Nintendo Switch、コントローラーなど
HyperXのUSB-C接続の有線イヤホンです。メーカーは完全な有線接続であることを特徴として挙げており、電池も不要です。無線のやり取りが発生しないため、この記事で扱っている遅れの問題そのものが起きません。
14mmのドライバーを搭載し、マイクはノイズリダクション機能付きの全指向性MEMSマイクです。インラインのコントロールで音量やマイクのミュートを操作できます。USB-C端子を持つPCや携帯ゲーム機、Switch、コントローラーでの利用が想定されており、USB-Aに変換する延長ケーブルも付属します。今回の4製品の中では最も手に取りやすい価格です。
- 接続:USB-C(有線・USB-A変換の延長ケーブル付属)
- ドライバー:14mm
- マイク:全指向性MEMSマイク(ノイズリダクション機能付き)
- 対応:PC、Nintendo Switch、コントローラーなど
- ケーブル長:1.3m(メーカー公表値)
- 価格の目安:約6,500円(2026年9月時点・価格.com最安値)
向いている人:遅れをいちばん確実に避けたい方、予算を抑えたい方。3.5mm端子の機器で使いたい場合は、同じシリーズの3.5mm版が選択肢になります。
2位:Razer Hammerhead V3 X HyperSpeed(1万円台前半で2.4GHzに対応)
1万円台前半で2.4GHzに対応
- 価格の目安
- 約1.4万円(2026年9月時点・公式ストア表示)
- 接続
- HyperSpeed Wireless、Bluetooth 5.3
- ドライバー
- 11mm
- 連続使用
- イヤホン10時間+ケース25時間(合計最大35時間)
- 重量
- 片側5.3g
Razer独自の2.4GHz無線「HyperSpeed Wireless」とBluetooth 5.3に対応した完全ワイヤレスイヤホンです。公式ストアの表示価格は13,980円(ブラック)で、2.4GHz対応のワイヤレスとしては手が届きやすい部類に入ります。
11mmのドライバーとカーディオイド(単一指向性)のマイクを備え、バッテリーはメーカー公表値でイヤホン単体10時間、充電ケース込みで最大35時間です。メーカーの互換性表記はPC、スマートフォン、PS5です。遅れの数値は公表されていませんが、ドングルによる2.4GHz接続に切り替えられる点が、ゲーム用途での強みになります。
- 接続:HyperSpeed Wireless(2.4GHz)、Bluetooth 5.3
- ドライバー:11mm
- バッテリー:イヤホン10時間+ケース25時間(合計最大35時間)
- 重量:片側5.3g
- マイク:カーディオイド
- 対応:PC、スマートフォン、PS5
- 価格の目安:約1.4万円(2026年9月時点・公式ストア表示)
向いている人:予算を1万円台前半に抑えつつ、ワイヤレスで遅れを減らしたい方。仕様はRazer公式サイトで確認できます。
3位:final VR3000 Wireless for Gaming+(遅延20ms以下を公表)
遅延20ms以下を公表
- 価格の目安
- 約1.6万円(2026年9月時点・公式ストア表示)
- 接続
- USBトランシーバー、Bluetooth 5.2
- 遅延
- 20ms以下(トランシーバー接続時・メーカー公表値)
- コーデック
- SBC、AAC
- ドライバー
- 10mm「f-Core VR」
日本のオーディオメーカーfinalのゲーム向け完全ワイヤレスイヤホンです。付属のUSBトランシーバーで接続したときの遅れを「20ms以下の超低遅延接続」とメーカーが公表しており、数値で確認できる数少ない製品です。Bluetooth 5.2にも対応し、コーデックはSBCとAACです。
ドライバーは自社開発の直径10mm「f-Core VR」。ハイブリッドのノイズキャンセリングを備え、専用アプリからノイズキャンセリング、ながら聴き、オフの3つのモードを切り替えられます。連続再生時間はノイズキャンセリングをオンにして8時間、最大で11時間。充電ケースと合わせるとそれぞれ28時間と38時間です。IPX5の防水にも対応します。公式ストアの価格は15,800円(税込)です。
- 接続:USBトランシーバー(2.4GHz)、Bluetooth 5.2
- 遅延:20ms以下(トランシーバー接続時・メーカー公表値)
- コーデック:SBC、AAC
- ドライバー:10mm「f-Core VR」
- バッテリー:最大11時間(ノイズキャンセリングオン時8時間)、ケース込み最大38時間
- 防水:IPX5
- 価格の目安:約1.6万円(2026年9月時点・公式ストア表示)
向いている人:遅れの数値が公表されている製品を選びたい方、ノイズキャンセリングも欲しい方。仕様はfinal公式ストアに掲載されています。
4位:SteelSeries Arctis GameBuds(2.4GHzとANCを両立した多機能モデル)
2.4GHzとANCを両立した多機能モデ
- 価格の目安
- 約2.2万円(2026年9月時点・価格.com最安値)
- 接続
- 2.4GHzワイヤレス、Bluetooth 5.3
- 連続使用
- イヤホン10時間、ケース込み最大40時間
- 重量
- 片側5.3g(価格.com掲載値)
- ノイズキャン
- あり(4マイクハイブリッドANC)
SteelSeriesの完全ワイヤレスゲーミングイヤホンです。2.4GHzワイヤレスとBluetooth 5.3をすばやく切り替えられ、公式サイトでは2.4GHz接続について「Bluetoothより最大7倍速い」と説明されています。ドングルはUSB-A/USB-Cに対応し、PS5、Switch、PC、VR機器、タブレットでの利用が想定されています。
4マイクのハイブリッドANCを備え、バッテリーはイヤホン単体で10時間、ケース込みで最大40時間。15分の充電で3時間使える急速充電にも対応します。IP55の防水・防塵があり、屋外での利用も想定した作りです。PlayStation向けのモデルでは、アプリから100以上のPS5用オーディオプリセットを選べるとメーカーは説明しています。
- 接続:2.4GHzワイヤレス(USB-A/USB-Cドングル)、Bluetooth 5.3
- バッテリー:イヤホン10時間、ケース込み最大40時間(15分充電で3時間)
- 重量:片側5.3g(価格.com掲載値)
- ノイズキャンセリング:あり(4マイクハイブリッドANC)
- 防水・防塵:IP55
- 対応:PS5、Nintendo Switch、PC、VR機器、タブレット
- 価格の目安:約2.2万円(2026年9月時点・価格.com最安値)
向いている人:ゲームも通勤も1台で済ませたい方。
よくある質問
動画は合っているのにゲームだけ音が遅れるのはなぜですか?
動画では音と映像が両方そろっているため、再生側が映像を遅らせて音と合わせる調整ができます。ゲームの操作音は、押してみるまで何が鳴るか分からないので、その調整ができません。結果として、遅れがそのまま耳に届きます。
コーデックを変えれば遅れは減りますか?
変わることはありますが、選べるコーデックはスマホやPCとイヤホンの両方が対応しているものに限られます。Androidの開発者向けオプションではコーデックを選べる場合がありますが、遅延の数値を公表しているメーカーは多くないため、どれだけ短くなるかを事前に知るのは難しいのが実情です。ゲームでの遅れを確実に減らしたいなら、2.4GHzのドングルか有線に変えるほうが近道です。
音ゲーはワイヤレスイヤホンでも遊べますか?
ゲーム内にタイミング調整の設定があれば、ある程度は合わせられます。ただし遅れの大きさは接続状況で変わるため、日によって調整し直しが要ることもあります。判定の細かいゲームを本気で遊ぶなら、有線か2.4GHzのドングル接続が向いています。
ノイズキャンセリングをオンにすると遅れますか?
ノイズキャンセリングは外の音を打ち消す処理で、音を送る処理とは別のものです。気になる場合は、オンとオフで同じ動画を再生して比べてみてください。
ゲーム機でBluetoothイヤホンを使うにはどうすればよいですか?
ゲーム機は、コントローラーのイヤホン端子に有線でつなぐ方法か、対応するUSBドングルを使う方法が基本です。手持ちのイヤホンをそのまま無線でつなげるとは限らないため、使いたい機器で対応している接続方式を、購入前や設定前に確認しておきましょう。
まとめ
ワイヤレスイヤホンの音の遅れは、音を圧縮して電波で送り、受け取って戻すという仕組みから生まれます。故障ではないため、原因を分けて考えるのが近道です。
- 動画でずれる:別のアプリや別の機器で再生して切り分ける。アプリと本体を更新する
- ゲームでずれる:仕組み上、自動補正が効かない。低遅延モードを使うか、接続方式を変える
- 接続方式を変える:2.4GHzのドングル接続か、有線のUSB-C・3.5mmに切り替える
- 環境も見直す:ルーターから離す、障害物を減らす、同時接続を切る、充電しておく
買い替えを考えるなら、遅れの数値を公表している製品か、2.4GHzのドングルに対応した製品を選ぶと判断しやすくなります。ゲーム用と普段使いを分けるなら、有線のUSB-Cモデルを1本足しておくのも手堅い選び方です。選び方の基礎はワイヤレスイヤホンの用語と選び方、ゲーム向けの製品比較はゲーミングイヤホンおすすめでまとめています。
ワイヤレスイヤホンの替えどきの目安と、長持ちさせる使い方はこちらにまとめています。
→ ワイヤレスイヤホンの寿命は何年?替えどきのサインと延ばし方


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